暴走事故に思う
老害、それもあると思います。 けど…
新しく手に入れたW205で、二回目にガソリンスタンドに入って満タンにして貰い、シフトレバーを動かしても発進しない。頭の中が???
結論から書くと、国産車だとウインカーがあるところにシフトレバーがあるのですが、オートマのシフトレバーである以上、ブレーキをかけないとシフトできません。そうなんです。ブレーキを踏んでいなかっただけ…
特に焦る場面ではなかったので、特に困りはしませんでしたが、焦っていたら急発進した可能性があります。
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おっさん、シフトレバーはコラムシフトであったとしても左側にある仕組みで40年運転しているので、頭で分かっていても身体が反応していない気がします。
ちなみに、通常の左にセレクターがあるオートマで、ブレーキを踏まずにエンジンがかからず、アレって思ったことは記憶上ありません。
ただし、DとRを確認していなくて焦ったことは何回かあります。直ぐブレーキ踏んでいるので事故っていませんが。
そんなところから思うのですが、長年使い慣れている操作手順を変えない、あるいは使い慣れた操作手順をシミュレートできる装置があればなって思います。
ちょうど、OSをバージョンアップしたときに、Classicタイプの操作手順に出来るように。
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とにかく、ボタンだとかダイヤル式とか、おっさんには間違いのモトです。
プリウスで暴走事故が多いのは、そこら辺も関係しているかも知れませね。もっとも、未来の車として、中高年に圧倒的な人気なので、純粋に数が多いだけかも知れませんが。
ところで、6/4に福岡で起こった暴走事故は、踏み間違いとか老害とかではなく、病気によって意識を失っていたような状態である可能性が出てきましたね。
免許の返納を知人に漏らしていたそうなので、もし、なんらかの予感があったなら、弁解の余地がないかも知れませんが、病気だとすると考えさせられます。
プロバスの運転手さんとかでも、意識を失って事故って事があるように、結構数もあるのかも知れません。
その場合有効なのは、やっぱり車両側のセーフティー装置ではないでしょうか? おっさんのW205には勘違い無ければ、ハンドルから手が離れたままになると、自動停止する装置がついているようです。
少なくとも、完全停止までサポートする緊急自動ブレーキが搭載されていれば、ここまでの事故にはならなかったでしょう。
でも、まだ、過渡期なんで課題も多いですよね。そもそも、ある一定の速度の範囲でないと機能しないとか。
それでも、これから義務付けになったようですし、少しはこういった事故が減るのかも知れません。
ただ、シーサイドラインで起きた逆走事故のように、システム異常って事も考えられますので、どうしたもんなんでしょう。
ちなみに、シーサイドラインの事故は想定されていない事態のもとで起こったって言っていますがバカなんですかね?
停止ラインを越えて動き出した物を止める仕組みなんて難しくないでしょ。複雑なシステム系の中に組み込むのではなくて、全く独立して作れば良いだけ。大した金はかからない気がするんですけど。
つらつらと書いてきましたが、本来、技術の進歩は人類を幸せにするために使われる物。新しいシステムの可能性は無限で、その意味では人類の幸せも無限にサポートされます。
しかし、便利だからと少数でも誰かが犠牲になって良いという事はありません。犠牲になる方の存在がゼロになることはないのかも知れませんが、少なくともそれを教訓に、同じ犠牲が出ないようにする事は出来るはずです。
万が一、それが出来ないなら、そのシステムは使っちゃいけない気がします。
というわけで、雑談でした。