劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
昨年の12月28日(月)の朝一に観に行きました!
アニメ映画を、映画館に見に行くなんて、いつ以来なんだろう?
おそらく、宇宙戦艦ヤマトの劇場作品のどれかを見たのが最後のような気がします。
確実に、40年前後、前のような気がします。
決してアニメは嫌いではなく、いろいろテレビでは見ましたが、劇場に足を運ぶような入れ込み方はしていませんでした。
実は「鬼滅の刃」も、パートナーが昨年の春前後に、話題だからとAmazonプライムで見ていたのですが、全く興味はありませんでした。
パートナーが寝室のテレビで見ているときに、おっさんは傍らで寝ていました。
ところが、チラチラと見える画面に、なんとなく興味が湧き見始めたら止まりません。
もう、面白くて仕方が無い。あっという間に。アニメシリーズは見終わってしまいました。
さらに正直に書きますと、竈門炭治郎が修行をしている回の話しは一切見ておらず、実戦に出てからだけ見ています。
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でも、はまってしまったんです。
ただし、アニメではまったので、あえてコミックスの方は読んでいません。
変なこだわりなのですが、キャラクターの声がアニメで固定しまっているので、コミックスを読んだときに、画風に違いがあると声に違和感が出てしまい、嫌になる傾向があるので。
さて、あらすじは以下の通りです。
『吾峠呼世晴原作によるアニメ「鬼滅の刃」の劇場版。TVアニメ最終話「新たなる任務」で“竈門炭治郎 立志編”の物語が幕を閉じ、主人公の竈門炭治郎とその仲間たちが映画の舞台となる“無限列車”に乗り込むシーンで終了した。本作ではその無限列車を舞台に、炭治郎たちの新たなる任務が描かれる。蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。禰豆子(※禰豆子の「禰」はネに爾が正式表記)を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった……。』
イオンシネマの作品紹介からの引用です。
で、見てどうだったのか?
まあ、各キャラクターの原風景とかが出てきて、そこにはあまり興味も湧かず、大好きな嘴平伊之助も最初はあまり活躍せず(後半は大活躍ですが….)、何よりもこれまた大好きな禰豆子が活躍する場面が少なくて、ストーリーの重要部分にもかかわらないので、ガッカリしていました。
まあそれにもまして、我妻善逸は活躍した感じはありませんでしたけどね。
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せっかくゴールド クラスで、見たのにって後悔も生まれてしまいました。
このゴールドクラスっていうのは、バルコニー席で、通常の鑑賞料金にプラス500円で利用できるハイクオリティシート+1ソフトドリンク付で、専用のラウンジスペースが使えるサービスです。
おっさんは、60歳を超えているので、パートナーと二人で3200円で利用しました。
さてさて、あれ?、鬼を倒して一件落着かと思ったら、ここからの展開が凄かった!
ちょっと唐突とも思える内容になり、(まあ中身は当然書けませんが)煉獄杏寿郎が、格好良すぎました。
この人のための物語だったんだなって思いました。
そして、何だか知らないけど、大泣きというか嗚咽というか、涙が溢れて止まらないんです。
特に、主題歌lisaの炎が流れたら、もう大変なことになってしまいました。
(レコード大賞とりました!)
そして、不思議なんですが、何に対して泣いているのか、言語化できないのです。
少なくても杏寿郎がああなったのは、悲しいことではありますが、それに対しての涙ではないのです。
とにかく、訳も分からず感動したって感じでしょうか?
ソーシャルディスタンスを保つために、斜め前の席で見ていたパートナーは、ケッロッてしています。
感動もしたし面白かったけど、何故泣くのか理解出来ないと言っていました。
そう言えば、ボヘミアン・ラプソディーも泣いていなかったような気がします。
涙の出るシーンは、全く異なるんですね。これはこれで面白く感じますけど。
そう言えば、邦画『湯を沸かすほどの熱い愛』は、女性は泣くのに男性はケッロッてしてるっていう事もありますので、感じ方が違うのでしょうって事で纏めておきます。
まあ、それはともかく、映画を見終わって以来、とにかく炎を聞くと涙がでそうになります。
あの歌詞、映画の世界観そのものだったんですね。映画を見た後だと良く分ります。
とにかく、凄い映画でした。ネタバレしてしまいますが、敵方が殲滅されないていうのも、おっさん的には斬新でしたね。
最終的に、何故興行収入国内第一位なのかは分かる気がします。
ところで、観に行った12月28日(月)って禰豆子の誕生日だったんですって。