コロナ禍の中で考える老いについて-その2
2021/2/3の投稿に書き加えみたいな感じです。
表記にもあるように、21年の2月3日に『コロナ禍の中で考える老いについて』という文章をアップさせていただいています。
ここでは、他人の振り見て我が振り直せみたいなことを書きましたが、今回は、コロナ禍の中で見えてきた、おっさんの将来の姿の話しです。
何のことかというと、コロナのワクチン接種にまつわる話になります。
2月の投稿の時点では、感染者数も減ってきて、上手く脱出できるような雰囲気もありましたが、3回目の緊急事態宣言が出され、これを書いている今は、その真っ只中です。
東京の感染者数は減ってきたようにも見えますが、地方では一日当たりの感染者数が、過去最高人数を更新しているところもあるような状態です。
もはや、まん防も緊急事態宣言も特効薬的な役割を失っていて、やらないよりはまし程度になっています。
だって、厚労省や地方自治体の役人、医師会のお偉方など、号令を発している方が夜の集まりに参加したりしているわけで、信頼みたいな物は全く無くなっています。
だから、人流も大幅には減らず、飲食店を制限しても、路上で飲んでいる方も多数いる現状な訳ですよね。
政府の無策が呼び込んだ不幸です。
これを起死回生使用と、ここのところワクチン接種が加速してきているわけですが、この対象となっている高齢者をみて思うところがあるわけです。
電話が繋がらず、ネット予約は出来ないので接種が受けられないという高齢者が続出しています。
ネットの予約は子どもや知人にして貰って、何とかなっている方もいらっしゃいますが、多くの方は途方にくれているようです。
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大規模接種会場での予約もネットだし、ネットと無縁な環境で生きてしまっている高齢者は不安で仕方が無いでしょうね。
そう言えば、10万円の給付金の時も全く同じでしたね。
そうか、去年の5月のは、10万円の臨時収入があったんだ。凄く前みたい!
さてさて、何を思ったかなんですが、コロナ渦に合ってリモートで仕事が増えているわけですが、おっさん、ズーム他、映像で他の人とかかわる系の仕事一切していません。
例えば、メールで済んじゃったりしますし、制限はあるものの対面の仕事が出来る環境だからです。
でも、若い人は、積極的にその手のツールを使ってテレワークしていますし、ドンドン練度も上がっています。
そうなると、おっさん的にはもうついて行けません。
それでも、正規雇用があと10年続くというなら、何とかスキルの習得に向けて頑張りもしますが、1年契約の、来年度の仕事があるかどうかが分からない、再雇用の立場です。
覚えたところで、その場限りになるかも知れないならやらないでしょ、普通。
頑張っても頑張らなくても、給料は変わらない。
新しいスキルを身に付けたところで、来年契約があるかどうか分からないって事です。
モチベーションがなければ、当然、新しい事に取り組めません、今はまさにそんな状況です。
で、使わないで完全引退するとどうなるか?
そうなんです、ワクチン接種の予約がネットで出来ない高齢者と同じ立場になるんだと思います。
と考えると、既に、おっさんの老害化は始まっているわけですね。
きっと、ごく一部の現役バリバリの年寄りを除いて、みんな同じような状況になるのだと思います。
接種の予約に関して、年寄りに優しくないとか不公平だとか言っている年寄りに対して、使えない奴らって思う半面、明日は我が身である事を思い知らされているように思います。
本当に、コロナ禍は様々な現実を突きつけてくれますね。
でも、知らないより知った方が良いので、都合が悪い真実をも受け入れようと考えます。
ちなみに、5月の20日時点で62歳のおっさんが、ワクチン接種できるのは夏以降みたいです。
まだまだ、先です。
次の流行の波までには、受けられない可能性がありますね。
オリンピックが開催されると、その時期と被りそうだしなかなか面倒なことになりそうです。
何とか生き延びなくてはって気になります。