いわゆる高級車って言うか高い車に乗るとオーディオに手を入れようって思いませんでした。
Mercedes-BenzのCクラスの時やRangerover Sportの時は純正でおっさんには十分なクオリティーだったのです。
ちゃんとそれぞれの室内空間を念頭にチューニングされていてスピーカーの数も多く適材適所だからだと思います。
でも、それらの車は所詮過去の栄光。年金生活者には、全く縁遠いものとなりました。
人生最後の車と思ってジムニー・シエラを買ったけど、オーディオはただ付いているだけです。
フロントスピーカーを交換し、リアスピーカーも増設しツイーターとウーファーを取り付けたら満足できるようになりました。
その後に買ったカローラツーリングも、全く思うような鳴り方をしてくれませんでした。
ただ、たまたま出会ったDSPを取り付けたら、それだけで満足がいく物となって大正解。純正スピーカーで、ここまで激変すれば満足でした。
両車については、ブログ内で検索をかけていただくと記事が出るはずですので、よかったらお読み下さい。
さて、本題のフロンクス。
一応スピーカーはツイーターを含め6個付いているものの、やっぱり大衆車だからチープな音。車載のイコライザーで何とかごまかして聞いていたけど、やっぱりどうにも満足できません。
本当は、DSPを付けたかったのですがナビ外すのも厄介だし、専用チューニングしたデータが無かったので諦めていました。
そうしたら、アルパインからメティオサウンドなる専用品があるのを発見!
これはって思ったんだけど、製品だけで定価7万円以上するし天井に穴を開けて素人取り付けする勇気も無いので「ちぇっ」て思ってました。
この製品の特徴は、ドアスピーカーをウーファーにして迫力を出す仕組みのようで、アンプとスピーカーの間で周波数帯を切り分けるものを入れるパッシブネットワークという仕組みらしいです。
おっさん、全く知りませんでした。
で、今までもずっと使っているカロッツェリアのHP見ていたら、アルパインと同じ仕組みのスピーカーを見つけてしまいました。
Pioneer カロッツェリア TS-C1740S 17cm カスタムフィットスピーカー セパレート 2ウェイ ハイレゾ対応がそれです。
パッシブネットワークを使って純正のツイーターをカロッツェリア製に交換してドアスピーカーと一緒に同じ効果が得られる事を知り、即座にオーダーしました。
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どうせならと言うことで、カロッツェリア UD-K626 音質向上アイテム インナーバッフルも購入してしまいました。
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KODAK Digital Still Camera
さて、取り付けですが基本は純正スピーカーと交換するだけ。余裕でしょって思ってたら、大変な事になりました。
まずは、内張を外すわけですが、これが外れないんです。クリップ外しで挑戦しても、堅くて全然外れない。
樹脂製の工具が曲がってしまうほどです。そもそも、外し工具が隙間な入らない。大苦戦でした。
結果的に、金属製の内張外しで隙間を空けて、樹脂製の物を突っこみ二枚重ねにして外すことができました。
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そうそう、金属製の内張外し高いですけどお薦めです。
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こうして、クリップは外れたのですが、どこかがネジ止めされていて完全には外れません。
ジムニーとかだと、弄るための解説DVDがあるのですが、フロンクスはまだのようで、苦戦しました。
他の方のSNSを参考に、ネジの箇所を発見。ドアノブとドアを閉めるときの凹みにありました。
外れてしまえば、後は交換するだけ。
まずは、インナーバッフルを取り付け。難なくつきました。
以下、間抜けな事に写真を撮り忘れました。ガックシ。
インナーバッフルにスピーカーを取り付け。この際、車両側のコネクターに合わせてT字型のスズキのコネクターを使います。
ところが、セパレーターから出ている線のギボシが上手く嵌まりません。これが後で悲劇に。
削る等して何とか取り付けセパレーターからの配線も接続。後はツイーターを交換して新しいツイーターにセパレーターからの配線を繋ぐだけです。すんなりいきました。
とここで、疑問が。元々のツイーターの配線をどうするのか、一切記述がありません。
まあ、物は試しにカーオーディオを起動するちゃんと鳴ってます。
じゃあ、既存のツイーターの配線はそのままで良いのだとブチルゴムで水対策をして適当なところに格納しました。
一回一連の流れをしたので、反対側のスピーカーの施工は1時間もかかりませんでした。やっぱり経験って大事。
さて、お昼を過ぎたので取り敢えず昼食を取りルーチンの昼寝の後車に戻ってエンジンをかけると、スピーカーに異常が見つかりました云々。再起動しても、警告が消えない場合はディーラーに行けといわれます。
えっ! テストしたときは何でも無かったのに! しかも、スピーカーが異常だと一切ナビも使えなくなるなんて! 一瞬、目の前真っ白です。
で、助手席のドアロックができないし、ドアミラーの自動格納もしない!
こりゃ、全面的にやり直しだ。でも、今日は気力が無くなっていたので翌朝に再チャレンジしました。
それが、今日の朝です。おそらく、後で取り付けた方に問題があるのだろうと当たりを付け、もしかしたら純正のツイターを外してはいけないのかとも思い、ドアの内張を外しました。最終的に、ツイターの配線は関係ありませんでした。
その時点では、配線ミスや接続不良はありませんでした。
そこで、ドアスピーカーを外したら、車両からの信号を拾うT字コネクターの+側のギボシが外れています。やっぱり、サイズが合わないここが鬼門でした。
仕方が無いので、サイズに合うようにギボシを削り再接続。すると、全ては嘘のようにちゃんと鳴ってます。
で、ドアロックができない理由は、ドアハンドルのところのネジの目隠しがちゃんと嵌まっていなかっただけで、修正したら元通り。
すると、ドアミラーも自動格納します、要するに、ロックができないから格納しなかったようです。
と、大変な思いをしましたが、取り付け結果は大満足です。
それと、最近の車は何でもかんでもコンピュータに繋がっているのだとビックリしたのと同時に、確かに故障診断とかで便利ではあるけど融通がきかないなって思いました。
だって、スピーカーは使えないからってナビ画面を消してナビを使えなくなるようにする必要ありますか?
これじゃあ、古い車しか弄れなくなりますね。つまんないの。