感染者数が、過去最大になる前です。
不要不急の外出が求められていますが、コレって何かずっとイロイロ言われてきましたが、まあ、とにかく遠出は控えていました。
最後の遠出は、2020年の3月末です。
緊急事態宣言が現実味を帯びて来たときで、この時期を逃せばもう春は出かけられないだろうと思って、出かけました。
案の定、一週間後には、緊急事態宣言が発出され、このときはゴーストタウンになったのでは無いかって位、皆さんちゃんと自粛して出るのを控えました。
でも、4回目、しかもオリンピックや高校野球が行われ(オリンピックは大部分無観客ですが、甲子園は一般客は駄目でも家族や関係者は見ることが可能で、50人までのブラバンとチアは参加可能らしい)もう無茶苦茶ですよね。
実は、ロードレースが家の近くを通るので、買い物ついでに観に行ったんです。
朝から、沿道の観戦はお控え下さいって市の防災放送が伝えていましたが、行ってみたら、ほぼ隙間無く沿道に観客がいます。
放送では、相変わらず沿道の観戦はお控え下さいって言っていて、同じ内容のプラカードを持っている人が巡回しているんですが、一切、見るなって言わないんです。
そればかりか、いつ頃通過かって質問する人がいると答えているし、何と、おっさんが観戦した沿道近くには、テントは立っていて、出場者が乗ったパンフレット見たいの配っていたし、缶バッチの配布もあったとか。
となると、「お控え下さい」の放送を真に受けた人は、バカみたいじゃないですか!
もう、無理なんですねこの国って思ってしまいました。
なら自分の頭で考えて、出かけようと。
今回の遠出は、15ヶ月にわたる自粛生活で痛んでしまったメンタルを癒すための必要早急の行為なんだとしました。
善光寺の駐車場は、平日だったこともあり、全体の数そのものは少なかったですが、ほぼ他府県ナンバーでしたし、門前のお店も含め、人が少ないながらも活気がありました。
宿泊したのは、知る人ぞ知る鹿教湯温泉です。
小さな温泉街(本当に、数軒しかありません)ですが、だからこそ人も少なくて良いかなって思って出かけました。
案の定、平日という事もあり、温泉街では誰にも会いませんでした。
この温泉には、シンボルと言うべき文殊堂という素敵な建物やそこに至るやはり素敵な橋とかがあって、大好きな所なんです。
宿泊したのは、前回訪れたときと同じ斎藤ホテルです。
2020年4月誕生の10Fプレミアムフロア 溪-Kei-に泊まることが出来ました。
面白いことに、シャワーしか無い部屋なんですが、オシャレで広くて快適でした。
まあ、湯船は大浴場があるので問題無いです。
小さいながら屋内温水プールやジムもあって、このプールが目当てだったところのあります。
で、プールに行ったら、おっさんより高齢者ばかり。子どもがいると思っていたので、ビックリです。
コロナ対策は、しっかりしており、エレベーターは4人までに制限され、ビュッフェ会場は、隣のテーブルにはお客さんがいない状態で、当然ビニール手袋が用意してあり、食べ物の上には、飛沫がかからないようにビニールカーテン(料理を取るのにスゲー邪魔だったんですが仕方が無いです。)がありました。
結果として、とにかくエレベーターに乗るのに時間がかかるし、食事会場の回転率が下がるので、平日宿泊で無かったら大変な所でした。
そして、朝夕の食事の会場で気が付いたんですが、90%が後期高齢者って感じでした。
何だか、特別養護老人ホームでは無くてお金持ちが入居する有料老人ホームに来ているみたいな感じでした。
どうやら、長野県内のコロナワクチン接種を二回打った人向けのキャンペーン見たいのがあるようで、その為に高齢者率が高かったようです。
泊まりに来られている方は、身辺自立も程度の差こそあれ出来ているわけだし、それなりの収入もあり、ワクチンも一番に打った訳だし、何だか恵まれているような印象さえ持ちました。
そうでは無い方の方が、圧倒的に多いのでしょうが….
おっさん、まだ年金を貰わずに働いているので、この人達の生活を微力ながら支えているわけですよね。
直ぐに、そっち側になる年齢であるとは言え、なんだかなぁって事を強く感じる旅になりました。