あの、広瀬すずさんがCMやっているやつです。
ジムニーシエラの12ヶ月点検の代車として乗れました。
ワゴンRにスライドドア付けただけの車だろうって思っていました。
と言うか、ダイハツのキャンパスの対抗車って感じが強かった車です。
乗ってみてどうだったかというと、ウーン、自分では絶対買わないし、レンタカーでも選びません。
スペーシア及びギアに乗ったときには、この車がありかなって少しは思ったのですが、全く無いんです。
何でだろう、不思議です。
一番安いグレードなので、室内はプラスチッキーですがステッチ模様がついているし、インパネ回りもピアノブラックでオシャレ。
オートエアコンで、前席ヒーターもついているしステアリングもしっかりチルドするし、取り敢えず装備には不満はなさそうです。
それと、驚いたのが少なくても運転席がワオスライドドアはモーター駆動で、開け閉めともポチッとSW押せば出来ちゃうところ。
正直、ウォーってなりました。
ところが走り出したらガッカリ。モーターアシストがあるようなのですが、今どきこんなに遅い車があったとは….
CVTの制御は不満ないのですが、とにかく遅いしアクセルを踏むと予想外にうるさい。
正直言って、なんじゃこりゃです。
その上、ステアリングの操舵感はは、ゴムをねじっているみたいだし、回している途中で重さが変わります。
回生ブレーキも、おっさんには違和感の固まり!
なんかゴリゴリがさつな感じで、ブレーキを踏む力を変えて微妙な操作ができないんです。
そして、極めつけはヘッドライトがハロゲンだったこと!
電動パワースライドドアより、こっちにお金かけてよって思っちゃいます。
一応、ライトにはレベライザーがついていて、ここは感心しましたけど。
まあ、この車を買う方は、取り敢えずみすぼらしくなくオシャレな内装で、何と言っても電動パワースライドドアを便利に感じるんでしょうね。
走りの性能なんて、二の次でしょ。
そして、なんといつの間にか結構なスピードが出てるんです。
という事は、基本運転していてノンストレス=疲れないので、益々、お子さんが小さいとかの方のニーズ-低い速度域での快適性-は上手く取り込んでいるんだと思います。
でも、おっさんは死んでも乗らないです。
車の基本は『走る・曲がる・止まる』。これがしっかりとしていない、ないし、自分自身でコントロールできないと不安しかありませんので。
まあでも、今後益々自動運転の方にいくんだろうし、おっさん見たいな昔が良かった的な車は、ごく一部のスポーツカーとかを除いてなくなるんだろうなぁ。
その時は、もうスポーツカーに乗れる歳でもないし、そもそも高くて買えるわけも無いので、今乗っているジムニーシエラを大事にしないと….