北杜市に移住して その1
地方移住・田舎暮らしに思う事
別の文章で、北杜市に移住した経緯と手に入れた中古別荘にっかった費用については概要を書かせて頂きました。
まだまだ、費用はかかるでしょうが取り敢えず生活にしようがなくなるまでに、物件価格も含めて1100万円程かかったとお示ししました。
その他に、引越費用+おっさんの場合は車1台分の陸送費用+車2台分のナンバー変更費用として40万近くかかっているかと思います。
まず、引っ越し先が遠くなると引越にかかる費用が高くなるのは否めません。
なので、地方移住・田舎暮らしに完全移行するなら、その点は考慮する必要があります。
伊豆半島や海沿いの別荘地は別にして、樹木が育っている別荘地は湿気に注意が必要です。
見晴らしも良くなく湿気が溜まり、その上昼までも薄暗いとなるとせっかくの地方暮らしも滅入る一方だと思います。
この点をクリアしやすいのは、地方の一軒家やいわゆる古民家になるかと思います。
ただ、近所付き合いはどうしても生じるし、一回仲違いしてしまうと住み続けられなくなるような事例も見聞きしますのでそこは要注意です
。
別荘地なら、その問題は生じませんが管理費が発生しますし、お裾分けやちょとした畑作業のアドバイスとか共同体の中の助け合いの部分は全く受けることが出来ません。もっとも、自分も労働力を提供することになるのですが….
どちらが良いかは、考え方次第ですね。
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おっさんは、面倒な近所付き合いはしたくないし、別荘地なら定住者も少ないので煩わしくないと考え、北杜市の別荘地を選びました。
さて、普通の住宅地の物件・古民家物件・別荘地の物件どれをとっても、全くてを入れずに住めるのは稀でしょう。
DIYで全てをするなら関係ないですが、施工業者選びはどうしたら良いのでしょう?
これは、もう絶対その土地で永く仕事をしている業者さんというか職人さんに頼むのが一番です。
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じゃあどうやって職人さんを見つけるのか?
例えば、屋根の補修をとってみると、インターネットで探せば星の数ほど業者さんがヒットします。
自分が住んでいる地域を限定しても結構な数になるのではないでしょうか?
もし、自分の住所にごく近い、出来れば町内とか隣町に本店がある個人経営っぽいところが見つかれば、そこが良い気がします。
ただ、やっぱり不安ですよね。全く見知らない土地の見知らない業者さんなんですから。
心配なら、物件を斡旋してくださった不動産屋さんに聞くと業者さんを喜んで紹介してくれるはずです。
不動産屋さんは、家の修繕等で普段から時の業者さんとやり取りしているわけで、腕が悪い代金が高い業者さんに工事の依頼をしないはずです。
だって、そんな業者さんに工事を発注したら、賃貸なら入居者が入らないですし、中古物件も売れないでしょう。
ところが、今回、修繕等やることが多岐にわたってしまったため、個別の業者さんに個人として発注をかけるより、料金は10%程上乗せになりますが、地元の工務店さんを紹介して頂きました。
不動産屋さんと同じ地域(字に当たる部分)の工務店さんですし、当然おっさんと同じく北杜市の工務店さんで、結構近くの工務店さんでした。
実は別荘地って、借地ではなく自分の土地であってもいろいろと制約があるのが通例です。
例えば、大規模改修は届け出が必要ですし、日曜日、祝日、ゴールデンウイーク、御盆の時期など工事が出来ません。
近くの工務店さんなので、ここら辺は熟知しており、ささっと続きして下さいました。
安くする施工方法も考えてくださるし、細かいことも親身になって相談に乗ってくれます。
これなら、10%の上乗せも全くリーズナブルと感じることが出来、御願いして良かったと思っています。
例えば、引っ越して間もないとき、物件の照明をシーリングライトと交換しようとしたら、シーリングライト用の取り付け金具がなく、照明器具が直結でした。
自分で交換しようとわざわざハシゴを買って、高くて恐かったのですが登ってみたらこの始末です。
こりゃ駄目だと工務店さんに電話をして電気工事を御願いしたら、翌日の7時半くらいに来て下さってパパッと取り付けて頂けました。
工務店さんによると、忙しくて時間が取れない中、たまたまその午前中の早い時間が空いていたので入れ込んでくれたみたいです。
そこでお話しして、蛍光灯の交換工事と玄関灯の交換も御願いしました。
これが、大手のリフォーム会社だとかだとその場で意向をお話しして受けていただくみたいなことはなかなかないのではないでしょうか?
工務店さんも着てくれていて、極めてスムーズでした。
その地域に住むという事は、結局持ちつ持たれつです。
近所付き合いこそしませんが、職人さんは地の方に御願いすれば、イロイロな意味でウインウインの関係になれます。
工務店さんに御願いして、本当に良かったと考えています。