撥水できるガラスクリーナー・二律背反的で、なんか変な感じですよね
これからの梅雨の季節、車も梅雨支度した方が良いですよね。コーティングなりワックス掛けなりするのと、窓の汚れを綺麗に落とすのも大事です。油膜が付いていて夜間だと、ギラギラと大惨事になりますよね。それに、ワイパーがカバーしきれない場所は、できれば撥水コートしておきたいものです。そんなニーズにうってつけなのが今回ご紹介するSTONER クリーン&リペルです。謳い文句は『油膜や頑固な汚れをすばやく取り除き、さらに強力な撥水コートを形成するガラス用クリーナー&撥水剤です。拭きスジやギラつきがなく、施工後は水滴が飛ぶように流れます。』とのこと。謳い文句通りなら、綺麗にすると同時に撥水加工もできてしまうのですから、夢のようです。
製品レビュー見ていても、☆4つで敬愛する自動車評論家の国沢光宏先生もベストカーで絶賛していました。レビュー☆1つの方の理由は撥水効果が薄いというものでした。これは、仕方が無いかなとも思います。だって、二つのことを一緒にやればどちらかの性能は犠牲になってしまうものだと思うからです。
確かに、キロビンでゴシゴシ下地作って、超撥水ガラコを塗り込んで乾かして拭き上げれば、水弾き性能は文句ないでしょう。市街地でも、50キロくらいからは、バンバン水滴が流れることかと思います。でも、やっぱり手間がかかる。STONER クリーン&リペルは撥水効果は弱まるものの、濡れた状態での使用も可となっていて、作業性は抜群に高い。一雨降られてウインドウが汚れたら、そこにスプレーすれば汚れが綺麗になり撥水効果も得られるのですから、もう、これ、神レベルだと思います。しかも、こまめに使って重ね塗りすれば、耐久性も増しますし素晴らしい。
ところで、呉工業さん、自社開発のカーケミカル用品だけで無く、外国の製品と販売代理店?にもなっているのですね。さすがとしかいいようがありません。絶対ということはないのですが、海外の製品の方が優れて性能のものもあるのも事実で、特に外車は、製造している国のケミカルが相性が良いような気がします。おっさんの所有するMercedes-Benzは、ドイツ製のソナックスホイールクリーナが抜群に綺麗になります。とうぜんですが、Classic Miniのホイールも凄くきれいになります。唯一、Range Rover Sportのホイールは、黒く塗装してあるので今一分かりませんけど。というわけで、STONER クリーン&リペル、大いに期待します。
早速使ってみました。結論から言うと、車速60Km位から撥水性能を発揮し始めます。丁度、撥水剤が出てきたときの性能と同じ位の感じでしょうか? でも、クリーナーとしての機能は完璧で、ギラつき等は皆無だしその上この撥水性能なら、なんの文句もありません。高速では、サイドやリアのウインドウの水滴も適度に飛ばしてくれて、とにかく快適でした。容量もたっぷりの、大きなスプレーですし買って絶対損はないと思います。ただ、Amazonだとあまりリーズナブルに買えないかも知れません。悪しからず。