公道走行可能な楽しいノリもの
動画に出てくるあざとい感じの女性との絡みはいただけませんが、どうやら本格的な作りのようです。
おっさん、かつて中華製の150ccだったと思うのですが、トライクに乗っていたことがあります。本質は、Chinaクオリティーで至る所に不具合が出ましたが、まあ、それでも面白い乗り物でした。
ただ、トライクって乗り味というか乗り方は独特で、低速なら違和感ないのですが、スピードが上がってくるとハンドルで曲がると言うより、体重移動で曲がる感じでした。
動画では、女性が簡単に乗っていて、HPにも簡単に乗れますって書いてありますが、上記のような癖が分からないと恐い思いをするのでは無いかと思います。
さて、今回ご紹介のKintone Trikeは、バッテリーこそ中華製(リチウムイオンバッテリーは、もはや中華製がスタンダードのようです)ですが、日本品質の公道走行可能な完全電動トライク(3輪バイク)です。
定価も、家までの陸送料を含めて248000円。(北海道、沖縄、離島を除く)リーズナブルだと思います。
『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』で有名なヤマハ:E-Vino 236,520円 [消費税8%含む] ですから、見た目のインパクトとある程度の積載性を考えると、充分リーズナブルなようにも思います。
ただし、心配事もあります。『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』で、E-Vinoが登り坂にさしかかると、亀さんになってる映像がよく流れますよね。
多分、電費を気にしてブーストモードを使っていないからだと思うのですが、おっさんが見るに、最高出力はKintone TrikeとE-Vinoでそんなに変わっていない様な気がするので、もしかしたら、坂道は激しく苦手かも知れません。杞憂なら良いのですが…
他の乗り物とは一線を画した近未来的デザイン、かつ電動モビリティなので究極のエコを実現しました。
Kintone Trikeは、保安部品を完備しているので、公道を走行可能であり、その際ミニカーという区分でナンバー登録が可能です。
では、ミニカー登録とは?
小型で排気量が50cc未満の車。
普通自動車免許(AT限定でも可)で乗ることができます。
ヘルメットの着用義務はなく、法定最高速度は時速60kmになります。
Kintone Trikeには、1台1台、車台番号が刻印されています。
その刻印番号と一緒に、決められた書類をお住まいの市役所、区役所に届けていただくことで、ミニカー登録が可能です。(登録手数料はかかりません)
※原付自転車登録と同様に、ミニカー登録時には自賠責保険の加入が必要になります。
ウーン、やっぱりミニカー登録となると、出力が不安ですね。ちなみに、乗っていた中華製トライクは、側車付自動二輪登録だったので、その点、出力には問題ありませんでした。
大きさは全長185cm、全幅98cmで、何とか、原付き置き場や自転車置き場に収まります。
Kintone Trikeには大容量のバッテリーは、付属の充電器で家庭用の100Vコンセントから、5時間ほどで満充電できます。電気代は25円程度、やっぱり経済的です。
そして、航続距離はなんと・・・約40kmです。(ただし、時速30km/h、乗員重量80kgで平坦な道を連続走行した場合)
バッテリーですが、車体に付けたままでも、車体から取り外しても充電可能です。駐輪場に電源がなくても、バッテリーを家に持って帰って充電することが可能です。
さてさて、モーターとバッテリーの制御の仕方によって、出力の出し方も航続距離も大きく異なるので、今回は見送って、先行して買われた方のインプレッションを参考にして、購入の可否を決めたいと思います。ズルいですけど….
でも、繰り返しますが、トライクって注目度抜群だし、楽しい乗り物ですよ!