バッテリーが、危機的状況なんだって!!
突如、Mercedes Meから、メールが届き、バッテーが危険な状態だとかいわれて焦った。
危険というのは、車両情報を取得・発信できないくらい電圧が低下している。イコール、エンジンの始動が出来ない可能性があるという事みたいなので、一安心。
でも、おかしいぞ! CTEKのMXS 5.0を繋いでいて、インジケーターはグリーンで問題無い筈なんだけど...
W205 C200のドアを開けて見ると、やっぱりバッテリーに関する注意が出てる。どうなっているんだろう?
実は、2019年の12月にジムニーシエラが納車されてから、こっちばっかりに乗っています。ガソリン代も安くつき、小回りがきくので便利なんです。
C200の方は、遠出専門になっていて、1ヶ月に1遍くらいは、高速で距離を稼いでいました。という事は、充電してたわけです。
なので、もしかしたらバッテリーの電圧低下が、顕在化していなかったかも知れません。
それでも、アイドリングストップを全くしなくなっていたので、今から思えば、CTEKのMXS 5.0のバッテリーの補充電は出来ていなかったのだと思います。
その上、3月末の旅行に使うはずだったのですが、直前の雪のため、ジムニーシエラで出かけてしまって、その後、新型コロナの影響で、遠出を自粛して、ほぼ乗ってないに等しい状態だったのです。
で、突然の危険メールとなったようです。
となると、補充電されていないわけですから、CTEKのMXS 5.0を疑って、新しい物を買い求めました。
それが、CTEK MXS 7.0JPです。
純正のバッテリーは、目が飛び出すほど高いと聞いていたので、3万円を超えました、慌てて購入しました。(よくよく調べてみると、新品のバッテリーもこのくらいで買えるみたいです。)
で、CTEK MXS 7.0JPにつなぎ直してみると、CTEKのMXS 5.0と同じく充電されていることになっていて、グリーンランプは点くのですが、Mercedes Meで確認すると、相変わらず、補充電が必要だと言われます。ただし、危機的な状況は、脱したようです。
バッテリーチェッカーで確認しても、同じ結果です。
エンジンをかけると、オルタネータはしっかり良い仕事をして、しっかり充電されてます
ちなみに、使ったバッテリーチェッカー、安価で、しかも、状態が良く分かる優れものです。
バル(BAL) バッテリー&オルタネーターチェッカー シガータイプ No.1721
こうなると、訳が分かりません。ふと、CTEK MXS 7.0JPのモード選択パネルを見ると、雪の結晶マークのところに、AGMとの文字があります。
調べてみると、これはAGMバッテリーと呼ばれる、電解液をグラスファイバーマットに吸収させた,完全密閉型のドライバッテリーの事で、抵抗が少なく,液がマットに吸収されているため電極が通常よりも25%大きく高密度かつ充放電の耐久性も通常の3倍なんですって。ただ、値段が高いのが玉に瑕。
そして、このAGMバッテリーは、充電の際に癖があるようで、過充電に弱いらしいんです。
そこで、過充電を防ぐために充電器の電圧は14.7V以下(この電圧に関しては、諸説あるようです)が推奨されていることが多いとのことです。
AGM対応充電器は、冬モードと兼用で充電開始時の急速充電を行わないなど配慮されているんですって! なるほど、だから雪の結晶マークのところにAGMって書いてあったんだ! 納得!
で、W205 C200のバッテリーですが、調べたら見事にAGMバッテリーでした。だから、CTEKのMXS 5.0では、補充電が上手くいかなかったようです。
上の画像は、途中段階で、この後しっかりグリーンランプが付きました。
なので、AGMモードで充電したら、満充電となりました。Mercedes Meにも、怒られなくなりました。
試車したところ、数ヶ月ぶりに、アイドリングストップも働き、満充電が確認出来ました。良かった!!
なんと、おっさん、車が好きで知識は豊富だと思っていたのに、AGMバッテリーを知らなかったのが、凄くショックです!!
まあ、問題は解決したから、まあいいか...