今は買えないんだけど、押さえておきたい逸品!
最初に書いちゃいます。御値段の問題で、おっさんは購入できません。
発売予価:89000円今なら35%Offの57850円で購入できますが、ちょっと今の財政力では全く及びません。
でも、仮に高かったとしても、十分に意味のある製品だと感じています。
考えてみれば、入り口のマイクの方には、単一指向性とか超指向性の物があるのですから、出口のスピーカーの方にあっても不思議で無い気がします。
勘違いかも知れませんが、この超指向性のスピーカーって、軍事目的やデモ隊の鎮圧用に開発されて配備されていたような気がします。
その意味では、その技術の民生品化って事なんでしょうかね。
一応蘊蓄を。
通常のスピーカーは無指向性といって、スピーカーから音が出ていれば、全方向に音が広がり聞く事が出来ます。
音量や音質は別にしても、スピーカーの真後ろだって聞こえるでしょう。
つまり、スピーカーを中心にして、球状に音が広がっているのだと思います。
ところが、指向性スピーカーの音声は指定されたエリアの音だけで、それ以上のエリアには基本的に音が聞こえません。
特に超指向性となると、音はまるでレーザービームのように、特定の範囲内でしか聞こえ無くなるんです。
ですから、周りの人の邪魔にならずに音楽を楽しめるんです。
家庭やオフィスで、他の人に迷惑をかけずに好きな音楽を楽しめます。
これ、メッチャ魅力的じゃないですか?
家で一人で映画を見ている時、隣でもうひとりが静かに読書をしたり、パソコンでドラマや動画を見ている間に、もうひとりは音楽を聴きながら遊んだりなんて事が可能になりますね。
しかも、イヤフォンで耳を塞いでいるわけではないので、会話も出来ます。
さらに、これなら深夜でも、満足のいく音量で映画を観ることができるかも知れません(日本の住宅事情だと上手くいかない可能性があるとは思いますが…)。
実はこの技術、日本ではまだ普及していないようですが、海外では商業施設や美術館等で活躍しているようです。
その特性によりごく限られたエリアのお客さんだけに、例え騒々しい場所であっても、人の耳に確実にまっすぐに『音』を届けられるので出来るんです。
基本原理としては、
・指向性の高い超音波を搬送信号とし、高周波信号の上に低周波の音波を乗せ、増幅して空中に発射します。
・空気がこれらの高周波信号をフィルタリングし、人の耳に聞こえるように自然に可聴音信号がフィルタリングされることで、レーザーのような指向性のある音の伝搬を実現しています。
音はほぼ直線で進む為、両耳とも同じように聞こえるよう、両耳間の距離に合わせて製品の幅を決めていて、実際に使用する際は、違和感なく両耳とも聞こえます。
なお、20m先でも音量が減ることはありません。
有線でスピーカーに繋ぎたい場合、オーディオ入力端子に入力可能です。
今どきのスピーカーですから、当然Bluetoothで接続可能で、接続時の名前は「Audfly-XXXX」となります。
スピーカー自体に音量調整機能はないので、音量調整は音源の再生機で行う事になります。
凄くコンパクトでお洒落なデザインなんですが、とっておきの使い方を一つご紹介します。
「FS-Mini」は20m以内の音の減衰は非常に小さく、伝搬過程で障害物にぶつかると音は反射し、バーチャル音源の魔法のような効果を生み出します。
例えば壁に向けると、周りの人は「壁がしゃべっている」という驚きの感覚を得ることができます。
これいいなぁ。
欲しいけど変えない、なんてこった!
アレっ!こんなの見つけた!
超指向性 高音質スピーカー オーディフライ ミニ