自力で修理しました。
乾燥器の電源を入れて、スタートをするとギュルギュルギュルと嫌な音を立てて回り出すんですが、音は最初だけだしそのまま乾燥出来るので、気にはなつつ使っていたら乾燥出来なくなりました。
電源はしっかり入って、スタートボタンもちゃんと押せるのに、全く洗濯物が乾かないだけで無く、とにかく『熱』を感じません。
ありゃりゃ、ヒーターが壊れたかな? 買い換えかなって思いつつ、一応ググってみると、ベルト切れでその症状になるらしいと書いてあります。
症状がそっくりなので、これだと思い早速Amazonへ。
ありました。下の日立 衣類乾燥機用丸ベルト DE-N4CX,DE-N4S,DE-N4S3,DE-SJ31,DE-N4S6,DE-N50R7,DE-N55FX,DE-N5AX,DE-N5CX (HI-03)です。
商品が届いたので、裏蓋を開けて見ると何とベルトプーリーが破断していました!
ベルトは切れておらず、写真の様に、綺麗に分割した状態です。
こりゃ駄目だと思い、またググってみると、補修部品としてこのプーリーを売っていました。
日立衣類乾燥機のプーリ(モータープーリ)DE-N5S 046
ただし、Amazonではとリ扱いは無かったのですが、日立の家電部品の純正消耗品パーツサイト/カデンの救急社から、購入できました。
価格 506円 x 1(個) = 506円 (税込) DE-N5S 046
さて、古いプーリーをはずそうとしたら、外れないんです。
嵌合しているのかと思ったので、交換部品で確認したら、ネジが切ってあります。
モーターシャフトが上手くつかめないので、堅いだけで上手く回せないと判断し、ホットナイフで切断して取り外しました。
で、補修部品のプーリーを取り付けようとすると、上手くつきません。
ウーン、何でだと考えていたら、ふと気が付きました。逆ネジだったのです。
扇風機羽と同じで、回っているうちに緩まないようになっていたわけです。
だって、ベルトで回されているのだから、逆ネジなの当たり前です。
浅はかな、自分を恥ずかしく思います。
無事に、プーリーを取り付け、ベルトも買ったものに交換して、問題無く動きました。
2000円程で、修理が出来て万々歳です。
だって、新品を買ったら6万円くらいですから。
ただ、製品の作りで、いくつか気なったことが出てきました。
まず、裏蓋を外してプーリーやベルトのアクセスするわけですが、全部で20箇所ほど? 正確には数えませんでしたがとにかく、これでもかとネジ止めされています。
もうちょっと、何とかなるのではないかと思いました。
それと、裏蓋を空けたら、謎の白い粉が大量に発生していて、ビックリしました。
ネットで他の方の修理の様子を覗いてみても同じなので、おっさんの機械だけの現象では無いようです。
ベルトとプーリーがすれて出た物なんでしょうか? でも、それにしては、大量すぎます。謎?
それと、プーリーが摩耗して破断するなんて、ちょと考えられません。
補修部品が有るって言うことは、想定内なんでしょうがここは金属にして欲しいところ。
実際、このプーリーを金属で自作している方もいてビックリしたのですが、金属なら補修部品が必要になるなんていうことはなさそうなんですがね。
わざと壊れるように作っているような気がしてならないんです。
だって、この部品を金属にしたところで、コストが1000円上がるわけではないと思うんです。
でも、そうしない。特定の意図を感じてしまうのは、おっさんだけでしょうか? 皆まで言うまい….
まあ、そういっても自分で簡単に修理出来るので構わないんですけどね。