最高時速70km/hの爽快な乗り心地!
動画を確認して下さい!
今回御紹介の「iTank」の最大の魅力は、やはり強力な3000Wの電気モーターを搭載しているて、最高速度が70km/hに達することでしょう!
この、3000Wの電気モーターモデルのスクーターは加速とスピードを維持しながら15°の上り坂を駆け上がるほど馬力を兼ね備えています。
ただし、1500Wモデルもあって、こちらの最高速度は45km/hです。
そして、3輪である事の安定性が快適な移動を可能としています。
最大約18cmの上下動で段差などによる衝撃を緩和し、整備されていない砂利道や山道でも走れ、快適に走行できるサスペンション機能を完備しています。
なんと、ジャンプもこなしちゃいます。
満充電にかかる時間はおよそ5から6時間です。
3000Wモデルは、2つの取り外し可能な26Ahのリチウム電池を搭載し、1回の充電で最大約80km走れますので、ちょっとした小旅行もこなせます。
ただし、1500Wモデルはリチウム電池が1つになります。
また、車体外部充電ソケットからも充電が可能ですので、近くに電源があれば、立ち寄り先でバッテリーを外すこと無く充電可能です。
スピードが出るだけに、ブレーキもバッチリで、3つのディスクブレーキが強力に制動してくれます。
路面の状況など環境により変動しますが、35km/hからの急制動で、走行時に3.5メートルで停止することができたそうです。
そうそう、USBポートもついているので走行中にスマートフォンなどの充電も可能です!
キーレスキーでセキュリティロックと解除可能で、かつ、盗難防止センサー搭載で不信な刺激振動があれば警報ブザーが大音量で警告してくれます。
当たり前ですが、バックできます。
なお、電動バイクは車検不要です。
ただし、ナンバー登録は、住いの地域管轄の陸運局で自分で申請する事になります。
・登録必要書類は、製品到着前までに郵送にて送られてきます。
・自分で申請の際は住民票を用意する必要があります。
・販社で、ナンバー登録の代行もしてくれるようです。
さて、免許なんですが、普通自動車免許証が必要となります。
えっ、ヤマハのトリシティ・シリーズは自動二輪なのに、不思議?
だって、ほぼ同じじゃんって疑問が生じました。
ところが、どうやらヤマハのトリシティ・シリーズは、2009年に改定された道路交通法により新しくできた「特定普通自動二輪車」というジャンルに入るんだそうです。
実は、以前は四輪車の扱いに入っていましたが、車体を傾けてのコーナーリングができるなど、二輪車の動きに似ているということから改正されたものです。
ですから、今回の「iTank」も、絶対に自動二輪だと思っていたわけです。
ところが、「特定普通自動二輪車」の要件は、以下の4項目なんですが、これを全て満たさないといけないみたいです。
・3個の車輪を備えていること
・車輪が車両中心線に対して左右対称の位置に配置されていること
・同一線上の車軸における車輪の接地部中心点を通る直線の距離(トレッド)が460mm未満であること
・車輪及び車体の一部又は全部を傾斜して旋回する構造を有すること
で、何と「iTank」は、「同一線上の車軸における車輪の接地部中心点を通る直線の距離(トレッド)が460mm未満であること」に抵触しています。
だって、ピッタリ460mmですから、未満じゃ無いでしょ。
っていうことで、普通自動車免許証で運転という事なんですね。
おっさんにとっては、むしろ好都合です。
まあ、販売予価は50万円弱ですから、買えはしないのですが、もしどうしても車を手放すことになったら、ランニングコスト的には、これしか無い気もしています。
車検も無いし、ガソリン代もかからないので。
ただ、遠出は列車になっちゃいますね。
これ、絶対良いです!