ラパンSS用ピロボールタイプに交換です。
おっさん、激しく勘違いしていました。
1速に入れようとすると凄く入りが渋ったのですが、てっきりミッションそのものにヘタリがあるのだと思ってました。
無論その可能性もあるのですが、ラパンSSはエンジン横置きのFFだったんですよね。
要するに、エンジン縦置きのマニュアルミッション車と違って、直接ギヤボックスを操作しているわけではない訳です。
となると、ギヤボックスまではリンケージを介して繋がっているわけで、このどこかにへたりや不具合があれば、スムーズなシフトチェンジは出来ません。
で、ヤフオクを見ていたら『シフトリンケージのブッシュ』というのを見つけたのです。
これを交換するとシフトフィールが良くなるとのことで購入しました。
なんでも、スズキ系のシフトワイヤー式のマニュアルミッション車の弱点であるブッシュの経年劣化によるギアの入りの悪化の改善を目的として作られているそうです。
まさに、おっさんのラパンSSの現状にぴったりな製品だったわけです。
この写真見てください。黒いのが純正ブッシュですがボロボロになっています。
取りはずそうとしたら、中心部分はゴムが千切れて完全フリーでした。
この状態で今まで乗っていたわけで、シフトシールが悪いのは、むしろ当然だったわけです。
まあ、こんな状態でもシフト操作ができてしまう純正品って凄いなとも言えますけどね。
ピロボールなら、ゴムが撓むことによるグニャグニャ感は一切ありません。
厳密には、硬質ウレタンで囲っているので、オール金属製のピロボールよりは剛性感が劣るのでしょうが特に気になりません。
ピロボールって、サスペンションやスタビライザーの取り付け部に使っている印象だったのですが、こんな所でも活躍するんですね。
今回購入した製品のセット内容は、ピロボールタイプブッシュ1つ/ステンレスワッシャー1つ/取り付け説明書が1部となっています
価格は、3700円 送料は、全国一律185円。計3885円でシフトフィールが激変するって訳です。
取り付けは、超簡単。
おっさんのラパンSSは、エアクリを換装しているので、最初から何の準備も無くブッシュ部にアクセスできました。
ロングノーズラジオペンチで、ワッシャーを止めているピンを抜いてしまえば、もう終わったも同然です。
古いゴムブッシュを取り外してウレタンブッシュに交換するだけです。
このノーマルブッシュが、結構へばりついていて外すのに少し時間がかかりました。
それと、製品付属のワッシャーを付けてその上にピロボールとなるのですが、入れ忘れてやり直しになりました。
まあ、10分ほどの作業なので問題は無いのですが、もし、ノーマルのエアクリーナーだったら目も当てられません。
マニュアルは、しっかり読まないと駄目ですね。反省です。
さて、取り付けて走ってみたら、剛性感が出てシフトチェンジ益々楽しくなっちゃいました。
1速への入りも改善されました。
ただし、リーバースのみ入りが悪くなりましたが、全体としたら何の問題もありません。
もっと早く交換すれば良かったと強く思う次第です。