何と、カメラ部分とレコーダー部分が分かれているスパイカメラです。
この商品については、ケイヨーテクノ カタス店のHPが詳しいです。
この手の商品、ちょっと前まではボールペンに仕込んであるとかでしたが、ボタンに偽装できるセパレート型が出てきてビックリしたのを思い出します。中華製が、非常に安く手に入り、おっさんも転売目的でいくつか購入しましたが、直ぐに売れてしまいました。偽装の形態としては、先ほどのペン型・ライター型・車のキー型・時計型など、まるで007に出てきそうなモノがたくさん有りました。ただし、中華製は何とか使えるレベルで、これをもってセクハラとかパワハラとかを証明するのは辛いかなというモノでした。
今回ご紹介するモノは、値段も中華製の10倍以上、本気で使える仕様です。WiFi機能搭載していて、スマホやタブレットにてWiFi接続にてカメラアングルを確認できます。当然リアルタイム映像のモニタリングはもちろんのこと、録画操作や解像度・フレームレートなどの設定ができます。また、録画した映像データをスマホにダウンロードできます。
スマホやタブレットによるモニタリングができるということは、視線を被写体に向けずに撮影が可能となるわけで、追跡調査や張り込み時に気づかれるリスクが大きく低減されます。
さらに、先ほどボタン型で驚いたと書きましたが、レンズ部を独立させているので、カメラレンズ部をボタンやネジに擬装できる特殊レンズカバーが付属していて、ますますカメラがあることが分かりにくくなります。そして、レコーダーはタバコサイズ!! 秘匿撮影に適したデザインです。無論、自宅やオフィス、店舗での窃盗や盗難被害の証拠撮り用に防犯カメラ・監視カメラとしても威力を発揮します。
技術的な詳しい話しは、HP見て頂くとして、ここまで書いてやな予感がしてきました。これって、結局盗撮に使われないのかなと。まあ、そこら中に監視カメラがあって、撮られてるのが解らない状態って盗撮といわないなら、盗撮にならなら無いかも知れないけど、女性の敵になるニオイがムンムンとする。皆さん、悪用してはいけませんよ!
おっさんの家には、前に書いたように外部監視カメラ4台と室内監視カメラが2台設置している。特に変わったことがあるわけではないので、映像をチェックしているわけでは無いが、監視カメラの存在を示すステッカーを解りやすいところに張っていはいるが、映像チェックを丹念にしたら、『盗撮』まがいの物が無いとも限らない。ましては、今回のこのカメラは、紛れる事を前面に打ち立てているので、盗撮疑惑があったときには全く抗弁出来ないと思います。
ただ、その一方で、施設に預けている老人の虐待や、米国などではベビーシッターの虐待などが、隠し撮りによって明るみに出ることがよくあるので、このカメラの意義を認めていないわけでは無く、正当な理由がある場合には、これほど心強い味方は無いように思います。
おっさんは、カメラは使ったことはありませんが、交渉ごとでもめそうな場合は、必ず音声レコーダーに音声を残しています。仮に、相手に断らなくても、相手がしていることが犯罪行為なら、何の問題もありません。
というわけで、今回のご紹介する商品は諸刃の剣的な要素もありますが、それは、結局、全ての技術や道具に言えることですので、結局はヒトの使い方の問題だと思います。