エンジンオイル添加剤
日本経済新聞の会社紹介の小さな囲み記事で知った、エンジンオイル添加剤をご紹介します。何と酸化チタンお光り触媒を使った添加剤なんだそうです。
おっさん、古くはモリドライブから始まって、色々な添加剤を試しましたが、残念ながら大して印象に残っている物がありません。敷いていれば、Classic Miniに入れた専用のマイクロロンが良かったと思っています。
今回、エコナノを衝動買いしたのは、日経で紹介されたことがやはり大きく、効果が無い商品はさすがに記事にしないだろうと考えたのと、国土交通省基準の10.15モード及び排出ガス検査を行い、その結果CO2排出量を1km毎約1%削減される事が実証出来ているため、環境対策品として御使用いただけますと謳っている点にあります。たかが、1%ですが国が効果を認めているのは大きくないですが?
それと、日本その他で特許申請中もしくは特許が認められています。
エコナノはコーティング剤ではなく、オイル分子よりさらに小さい成分をエンジンオイルに添加し金属摩擦抵抗を 最小限にし即効性を追求してる製品だそうで、使用する事によりシリンダー内の気密性がよくなることから燃焼効率の向上、オイルスラッジ抑制効果、境界流動潤滑性の向上、CO/HC/NOxの減少、フリクションロスの減少、静粛性の向上が見込まれるとのことです。
酸化チタン含有の添加剤やエンジンオイルそのものもありますが、この商品の面白いところは、粉末状の酸化チタンそのものを販売しているところだと思います。つまり、自分の車に使っているオイルに混ぜる仕組みで、ビールならさしずめ混ぜ物の雑味は無いピュアな味といったところでしょうか?
オイルに混ぜ合わせている製品は、ベースオイルの品質も分からないし、粘度も不明なことがありますので、ちょっと不安要素があります。しかも、結構な量を入れることになるので、場合に寄っては入れる分のエンジンオイルを抜く必要が生じたりします。
しかし、この製品は自分が使っているオイルに混ぜれば良いので、この点安心です。しかも、基本は1gを60ccのオイルで拡販すれば良いだけなので、オイルを抜くこと無くそのまま注入できます。
ただ、逆に言うと、オイルを別に用意しなければならないという煩わしさと幾ばくかの出費を伴ってしまう弱点でもあります。また、攪拌が面倒という側面もありますね。
製品はこんな感じです。
パッケージの中は、こんな感じです。銀色の薬が入っているようなやつに0.5gずつ入っています。
非公式の取扱説明書だそうです!?
今回は、W203 C230に入れるので、Mercedes-Benz純正オイルを用意しました。
容器に入れたオイルに、パウダーを入れたところです。
シャカシャカとよく振って攪拌した後の状態です。
で、早速使って見てどうだったのかというと、絶対効果が体感できると思います。なぜ、なぜ思いますなのかというと、はっきりと数字として伸び率が出るくらいの距離を走っていないからです。
では、気のせいなのでしょうか? いいえ、街乗りだけのインプレッションですが、渋滞中、車載の瞬間燃費計の燃費が悪化するのが遅くなり、かつ、走り出すと感覚的に今までの倍くらいのスピードで燃費が改善されていきます。高速に乗れば、明らかに燃費が良くなったのが分かるはずです。
2018/11/03追記:昨日、自宅から河口湖迄往復しました。一般道34キロ+高速道160キロの走行で、車載の燃費計は、10.8キロを記録しました。走行中は、おっさんにとってのごく普通の運転で、燃費を気にした運転は一切していません。高速道は、110キロから120キロ位で巡航しています。従来だと、10キロに届くかどうかでしたので、やはり燃費は確実に伸びています。