2WD車→4WDのハイブリッドEVに!!|ORBIS|「Ring-Drive」
既存の車でそんな事できるんかいな!?
まずは、どんなものなのか、映像をご覧下さい。
以前、自転車用のインホイールモーターをご紹介しましたが、『手持ちの自転車を電動化-2選』参照その時に、丁度ハイブリットな二輪駆動(自転車なので)と書きましたが、もう、自動車用ができていたなんて!!
しかも、大幅な改造をすること無く、既存のハブとブレーキsystemを取り外せば、ボルトオンできそうな出来映えです。
こんなものが、普通に販売されるようになったら、車屋さん困ってしまいますね。だって、どんな車でも電動四輪駆動車になってしまうのですよ!
それに、1本につき50馬力と95Nmのトルクを発生しているそうなので、二輪に付けたら、それだけで100psアップ、トルクについてNAエンジン換算で2000ccクラスを発揮することになります。凄い走りになるでしょうね。
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大きさ的には、制限がありそうで無理でしょうけど、おっさんClassic Miniに装着したいなあ…
見ての通り映像では、何とホンダシビックType-Rの後輪に装着しています。オーバルコースとはいえ、サーキットを走っている様子もあるようですし、凄いですね…. と同時に、絶対の自信なんでしょう。
しかも、タイヤ部分だけが回転するので、ホイールごとタイヤが回転する常識を持つおっさんには、凄くインパクトがある絵面になっています。きっと、街中でも注目度は抜群でしょう。もっとも、そういうホイールカバーもありますが。
まあ、そうはいっても、耐久性や左右のモーターの同期はどうなんでしょう? 耐久性はともかく、同期は結構大変なのではと思ってしまいます。でも、逆に言えば同期を可能とするsystemを完成させているのなら、トルクベクタリングも可能で、こうなると、自動車メーカーは、本当に弱っちまったとなるでしょう。
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ただ、おっさん思うに、ブレーキシステムがプアなのではないかと思います。高性能になればなるほど、ブレーキは重要になってきますが、見た感じでは、ブレーキディスクとの接触面積も圧倒的に少ないですし、大型のブレーキキャリパーも入る余地がありません。それとも、減速時の電気回生システムが、充分にそれを補うのでしょうかね?
それにしても、凄い時代になったものです。おっさん、後10年くらいの余命で良いかなと思っていましたが、もう少し生きて、技術の進歩見るの良いかもって思ってしまいました。www