武田神社と片倉館に行ってきた。
素敵な時間を過ごす事が出来ました。
まずは、武田神社から。最後に、訪れたのはちょうど10年ぐらい前でした。
その頃は、御朱印の趣味もなかったので、今回はその御朱印をいただきたく参拝しました。
思い起こせば、この場所に来るのは、何回目なんだろう? どんなに少なく見積もっても4回目。地元の神社さん以外で、こんなに頻回に訪れる神社さんはありません。
実は、おっさんの無くなった父の本家筋(要するに伯父の家です)は、武田と縁があるようで、そのせいか菩提寺の恵林寺も、よく訪れています。
移設らしいのですが躑躅ヶ崎館跡に立つので、それは威風堂々とした敷地とお社です。
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御利益としては、何といっても信玄公をお祭りしているだけに「勝運」のご利益です。ただ、そこより転じ、て勝負事に限らず「人生そのものに勝つ」「自分自身に勝つ」というご利益があるそうで、時節柄、新型コロナウイルスに勝つとお祈りさせて頂きました。
他にも、信玄公が農業・商業・工業を振興されたことから産業・経済の神としての、信仰も集めておられます。
今回は、特に神様の存在を身近に感じることがなかったのですが、拝殿を少し離れて境内をあるいていると、右の足もとの直ぐ近くに、色味の綺麗な鳩が舞い降りてきて、目を楽しませてくれました。きっと、信玄公のプレゼントだったのかなって思っています。
さて御朱印は、普通に御朱印帳にして頂くスタイルと、信玄公の立位と座位の姿をかたどった切り絵があしらわれている書き置きの物がありました。
座位の軍配を持った信玄公のお姿が気に入ったので、こちらの書き置きの物にしました。御朱印帳の見開き2ページを使う形です。
さて、その後、片倉館に向かったのですが、その前に、諏訪湖のほとりにある小高い丘の上にある高木津島神社さんに参拝しました。
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『高木津島神社は、津島神社(本社:愛知県津島市)の分社です。津島神社は、わが国の神素盞鳴尊とインド伝来の牛頭天王とが習合した神を祭神とし、十二世紀末、疫病除け神社として建設。以後、織田氏・豊臣氏・尾張松平家の庇護のもと、天王信仰の中心社となり、多くの御師が、各地で疫病除けの布教活動をし、分社をひろめた。』-http://www.spa-yuyu.net/suwa/shimosuwa.htmlから引用
そうなんです、新型コロナウイルス対策として『疫病除け』の御利益を受けるためにお参りしました。
地元の方の神社という感じでしたが、凄く手入れがされていて立派でした。こちらでは、特段何も起こりませんでしたが、清々しい気持ちになりました。
で、片倉館です。こちら重要文化財なんです。解説等、詳しくはHPを見て頂くとして、とにかく素敵なところでした。
なんの場所だか良く分からないと思うのですが、絹で財をなした片倉さんが、地域住民の福利厚生のために立てた温浴施設なんです。
現在のお金にして、約15億円の私費を投じて作っちゃうなんて、戦前の金持ちはスケールが違いますね。
もの凄くちゃんと基礎を打って、その当時のことですから、現在と違って手抜き等が一切無いのでしょう、90年近い年月を重ねても、びくともしおておらずその威容を誇っていました。
さて、今風にいうと日帰り温泉な分けですが、下足と脱衣ロッカーには戻ってきますが100円が必要です。
玄関のを入って真っ正面にある受付で750円を払います。その後、左に行くと女湯右に行くと男湯となりますが、その入り口近くにしかトイレがありませんので注意です。脱衣所にはありません。
ジャグジーと湯船というシンプルな構造なのですが、この湯船が面白い。そう、千人風呂って言われるやつです。
何が変わっているかというと、深いんです。確か110cmだったかな。しかも、そこは玉砂利。でも、気持ちよかったですよ。
千人風呂、実際には100人は入れると言っていますが、解説の方は実際に入った実績は無いって言っていました。まあ、そうでしょうね。
2階では、普通に食事が出来ました。ただし、新型コロナウイルス対策で風通しが良いので、注意でした。
と、まあ、老い先が短くなっては来ましたが、まだまだ楽しむ事ができる現状に、感謝ですね。
注:訪れたのは3月30日(月)から3月31日(火)にかけてです、