保冷ではなく冷却です!
うーん、開発のきっかけと仕組みは分かりますが、個人的には?な動画ですね。
冷たいペットボトルの結露を吸い取り冷却に利用する事によって、電源不要で軽量、しかも結露は吸い取られているにでペットボトルをすぐカバンに入れられるという優れものです。
要するに、気化熱を利用して冷たくしているわけですよね。
だったら、濡れたタオルをペットボトルに巻き付ければ良いじゃんと考えるかも知れませんが、無論上手くボトルの温度は下げられません。
そこら辺が、新たな発明になるわけで、特許も取れています。
繰り返しになりますが、この製品は、保冷カバーではなく冷却能力を持つカバーで、カバーを湿らせれば乾くまでボトルを冷却し続けます。
このカバーは、太陽光を遮り水分の蒸発を効果的に冷却に利用するところができ、この繊維構造にて特許登録されているんです。
屋外でのイベント等で、長時間冷たいドリンクを飲めない場面もあると思います。
でも、保冷式のボトルに飲み物を詰め替えるとだと大きくて重くなります。
電気を使う物なら、バッテリーが続く限りは、キンキンに冷えた飲み物を飲めますが、大きさや重さはどうしようもなく、必ずしも屋外イベントには向きません。
万が一、バッテリーが切れたら… 泣きたくなる惨事ですね。
でも、今回の製品は、カバーを濡らして使用すれば乾くまで、ボトルを冷却することがでる、つまり、ボトルカバーが乾いたときは水に濡らせば冷却能力が復活するんです。
実は、ボトルにフェルトの保水層が密着していて、その外側に厚みのあるニットが重なっています。
屋外では表面のニットが太陽光を遮ります。また、風だけを中に入れフェルトの水分が蒸発し温度が下がります。
ただし、ペットボトルが密着しているのが条件となります。
ですから、基本、断面が丸い500mlペットボトル専用です。
四角や六角形のペットボトルに使用した場合、生地がボトルに密着せず十分な冷却効果が得られません。
それと、思うんですが、風が当たっていた方が冷えが良いと思われます。
また、その仕組み上、外気温よりマイナス10度を超える程ペットボトルの飲料が冷えることはないでしょう。
それでも、水分さえあれば、繰り返し何回も使え、嵩張らず軽いとなったら、凄く良い商品ではないでしょうか?
1140円が高いかどうかは、使用されるシーンによって評価が分かれると思いますが、おっさんは適正かなって思います。
ウーン、本当は税込みで1000円割って欲しいですけどね。