あっ! 天ぷら屋さんです。
今回お邪魔したのは、聖蹟桜ヶ丘店で、平均予算(お一人様) 6,000円(通常平均) 1,800円(ランチ平均) 6,000円(宴会平均)のお店です。
おっさん、景気が良かったときでも、接待とは無縁の仕事だったので、お店の格とか全然然分かりませんし気にすることもないというか、そういう事を感じる機会すらありませんでした。
そもそも、多分、というかきっと、ふぐ刺しすら食べたことがないような人生です。
ですから、つな八さんには申し訳無いのですが、全然素晴らしさが分かっていないのかも知れませんが、普段お邪魔することの無いこちらでの食事は、とにかくスペシャルなんです。
改めて、HPを見させて頂いたら、こちらのお店 まずはご挨拶として
『 天ぷら新宿つな八 』は、大正13年、新宿角筈の地に店を構えて以来、お客様のご愛顧に支えられ、新宿のほか首都圏、さらには札幌、富山、名古屋、京都、大阪と全国に29店舗(令和3年1月末現在)のレストラン店を展開しております。
また、レストランだけではなく食料品売り場に天ぷら新宿つな八デリカ店(惣菜店)を7店舗展開しておりご家庭でも伝統の天ぷらの味をお楽しみいただいております。
天ぷらは、揚げの技と食財が命、私どもは「おいしさに真心をそえて」を社是に、伝統の技と厳選した食財にこだわりさらに心のこもったおもてなしで、お客様にご満足いただける天ぷらを提供できるよう日々精進を重ねております。
さらには、90年以上受け継がれてきた天ぷらの伝統の技を守りながらも、食へのこだわりを持ち続け常に新しいことに挑戦し続けています。
あくなき未来への挑戦を続ける新しき老舗『 天ぷら新宿つな八 』で本格的江戸前天ぷらをぜひお楽しみください。』と述べられています。
やっぱり、全然分かって無くてお邪魔していました。
でも、とにかく美味しくて、それだけは良く分かります。
ですから、年に一回くらいなのですが、何年も通っています。
おっさん、思うんですけど、家でも作れるけど専門店の方が圧倒的に美味しい物ってないですか?
例えば、お寿司とか、焼肉とか、ステーキとか。
作れないわけでもないし、家で作れば美味しい素材を、量的にはお店より圧倒的に沢山食べられるのに専門店に行ってしまいませんか?
実は、おっさんにとってのその典型が、天ぷらなんです。
自分でも作れますよ。
でも、手間、特に油跳ねの後始末と廃油の処理を考えたら、家で食べるベチャっとした天ぷらを揚げてまで食べたいとは思いません。
とんかつなら揚げるんですけどね。
素材がいろいろある天ぷらは、やっぱり無理ですね。あるいは、難しいです。
という事で、天ぷらは、先ほども書いたように、おっさんに取ってのとっておきのご馳走なんです。
パートナーとつな八さんに行く事が決まってから、ずっとウキウキしていました。
お邪魔したのは、平日の月曜日の11時半頃です。
もう既に、何組かお客さんが入っていました。
そんなに混んではいないものの、ホールの人が足りないのか、一生懸命やってはくれますが時間がかかります。
やっぱり、職人の技をみながら、直接出してくれるカウンターが好きなのですが、有無を言わさずテーブル席に案内されてしまいました。
直前のお客さんには聞いてくれたのに……
もっとも、パートナーが、カウンターが良いと言ってくれたのでカウンターになりましたけど。
さて、カウンターに座って直ぐに注文をしようと思ったのに、なかなか来てくれません。
パートナーに言わせると「早く注文取ってくれよ」って独り言を言ったみたいで、血相変えてカウンター内の職人さんが注文を受けて下さいました。
ちょっと恐い顔なので、「絶対脅かしちゃったよって」パートナーに言われました。グスン。
頼んだのは、3000円弱のランチメニューです。
大満足の天ぷら九品《ランチ上天麩羅膳》(中身は、食事をしたときのものです。時期によって変わります)
・海老二尾
・いか
・魚介二品(稚鮎・きす)
・野菜二品(オクラ・ヤングコーン)
・穴子
・かき揚げ
・お揃い
写真の中身は、食べたときのものと異なります。
先ほども書いたように、揚げたそばから、直ぐに出してくれます。
まずは、エビから。美味しかった。
おっさん、食べたことがない物に稚鮎があったのですが、これも美味しかったです。
ちっちゃいくせして、スイカの香り?がちゃんとしました。
穴子も、本当にふわふわで美味しかった。
イカも全然堅くないし、オクラもヤングコーンも美味。
最後のエビのかき揚げは、いつ食べても最高です。
もう、十分天ぷらを堪能させていただきました。
そうそう、つな八さん独特に言い回しに?『お揃い』というのがありますが、これは、ご飯、味噌汁(しじみ汁)、香の物のセットのことです。
次は、いつ行けるかな? 至福の時を過ごしました。