傷には、やっぱりキズパワーパッド!?
被覆材って凄いです!
先日から、コロナにかかったと書いて騒いでいるわけですが、その中で転んで擦過傷が出来た話も書きました。
この擦過傷(要するに擦り傷)コンクリートの斜面になったところで転んだので、膝小僧に結構な大きさになっていたのです。
大体8cm×5㎝と4cm×4cmほどの大きさでした。
深い傷ではないので、昔なら消毒して赤チン塗ってお終いって感じなんですが、とにかく出血範囲も大きいし、痛いので何とかせねばって思うわけです。
ご存じのように、現在の標準的な治療では消毒はしません。
流水でよく洗った手で患部をよく洗うのが先決です。
このとき、異物が入り込んでいないか注意深く観察しないといけません。
異物もなくよく洗えたら、取り敢えず圧迫止血ですよね。
ある程度、出血が治まったら、今回のお話しの主役『被覆材』の登場です。
ただ、何かを覆うものは全て被覆材なわけで、ここでは悪まで、創傷被覆材(ドレッシング材)のことになります。
定義は、「創における湿潤環境形成を目的とした近代的な創傷被覆材をいい、従来のガーゼは除く」 となります。
つまり、地域によって呼び方は変わりますがいわゆる絆創膏やサビオ、バンドエイド、傷バンの類いはこれに該当しないわけです。
ではどのような物かと言うと、親水性ポリマーを含有した吸収層(ハイドロコロイド材)で滲出液を吸収し、高水蒸気透過性のトップフィルムにより過剰な滲出液を蒸散させて、適度な湿潤環境を維持することで創傷治癒促進に貢献します。
また、このフィルムは、適度な粘着力を持ち、創周囲皮膚に密着し、創傷部位を汚染物から保護すると共に、貼ったままでも創傷部の観察がしやすいので、剥がさなくても交換時期が判断できるというメリットを持ちます。
治りも早く、綺麗に治るし、完全密着が出来ていれば水濡れも大丈夫なので、シャワーぐらいなら何の問題もありません。
という分けで、おっさんはハイドロコロイド剤、愛用しています。
何と言っても有名なのが、傷パーパッドです。
お高いのですが、いろいろな大きさがあり、ハイドロコロイド剤があるところとそうで無いところも上手く作り分けてあるような感じで、傷の大きさのマッチすれば、絶対お薦めです。
上記のように、いろいろな大きさがあり大変便利です。
でも、上記に示した大きさの傷には、帯に短したすきに長しってところで困りました。
困って代わりの物を探していると、瑞光メディカル プラスモイスト ハイドロコロイド包帯 アドバンス 10cm×40cm 1ロールと言うのを見つけました!
これなら,上記の大きさの傷を被覆できますし、フリーカットできるので経済的且つ便利です。
まあ、これに助けられて傷は治ったのですが、傷パワーパッドとは決定的な違いがありました。
ハイドロコロイド剤の分量?が少ないのです。
傷口からは、盛んに浸出液が出てくるのですが、これを吸収仕切れないのです。
結果として、どこかから浸出液がドリップしてきます。
こうなると、外界との道が出来てしまっているわけですから、気楽にお風呂というわけには行きません。
雑菌等が入り混んでしまったら、覆われているだけに雑菌が大繁殖し、かえって治りが遅くなりますし、場合によっては医者に行くことになります。
仕方が無いので、一日ごとに交換することで対処しました。
でも、これだと傷の治りは遅くなるわけで、ジレンマでしたが仕方ありません。
なので、高くても傷パワーパッドを使える大きさなら、絶対コレを勧めします。
ちなみに、入っている枚数は少ないのですが、100円ショップでも購入可能ですが、やっぱり、ハイドロコロイド剤量は少なめです。
残念ながら、他の製品のことは分からないのですが、ある程度価格とハイドロコロイド剤の量は比例しているように感じます。
とにかく潔にしてから使うのがコツですが、使ったことが無い方は一回使って見てください。
その治りの早さや綺麗さにビックリしますよ!
ただかさぶたを剥がすのが好きな人には向きません。だって、かさぶた出来ませんから。(^-^*)
という分けで、ハイドロコロイド剤のすすめでした?