もう着脱しなくていい! 手動&自動モード搭載。
なにコレ、スゲー良いじゃん! おっさんの第一印象は、この一言に尽きます。
かつて、車のガラスサンルーフ(ムーンルーフ)で、同じように液晶を使って色を変える物があるのを知っていましたが、凄く高価であったように思います。
実際にこの技術を自分の目で見たのは、精神病院の保護室の窓でした。
普段は、患者さんが気にしないように、中からも外からも見えないように色が付いているのですが、看護師さんが、中の状況を直接観察したいときには、ボタン一つでサッと透明になってました。
まあ、保護室って、急性期である患者さんの安全の為に、患者さんには分からないように、監視カメラ付いているので、日常的には必要ないのかも知れませんが、カーテンなどと違って、音も立てずに瞬時に中の様子が観察できることに意味があるようです。
なんで、詳しいのかって? 実は、何回も精神科の保護室を訪れているからです。その理由は、ご想像にお任せしますが、自身や身内が入院等していたわけではなく、仕事の関係です。
前置きが長くなりましたが、そんな事情で仕組みは知っていましたので、この0.1秒でレンズの明るさが変わり、野外や室内で着脱せずにそのまま使用出来るという所に凄く魅力を感じています。
しかも、レンズをオートだけでなく、自分自身の手で任意且つ瞬時に変色出来るのが、お気に入りポイントです。
というのも、今から40年ほど前に、もう既に紫外線を感知してレンズに色が付くという製品があり使っていたのですが、色が付くときは早いのですが、抜けるのに時間がかかること、車で使おうとしても、フロントウインドウが紫外線をcutしてしまうので、サングラスとして使えないなどのネガがあり、直ぐに使わなくなってしまいました。
それが、オートだけで無く超速で任意に切り替えられるといういのは、画期的とも言えます。
もちろん、水や汗と耐久性もバッチリ。約35グラムのボディーに仕込んだバッテリーを2時間充電すれば、50時間使用可能何ですって! やっぱり凄い。
極めつけは、なんと度入りレンズも装着可能な事です。
要するに、今使用している眼鏡のレンズを外して、付属のアダプターに装着し、フレームに装着できちゃうんです。
画期的なアイデアだと思います。視力にあわせて、複雑な形状に調整されているレンズでも、レンズそのものの形さえアダプターと合致すれば、使用可能です。
じゃあ、おっさんは買うのかというと、残念ながら、無色透明にはならないようなので、取り敢えずは諦めます。
仕事上、多少でも色が入っているのがまずいので、パスになっちゃいます。残念です。