中央道上野原から東京都檜原村へ
納車されてから3ヶ月、やっとドライブに行けました。
ルートは、自宅→中央道国立府中インター→中央道上野原インター→甲武トンネル→檜原温泉センター数馬の湯の往復の片道65km位です。
温泉と近くの参拝した九頭竜神社については別の機会に書かせて頂きますね。
さて、本題です。1070kgの車重で102ps/6000rpm 13.3kg-m/4000rpmのスペック、正直、高速道路本線への合流も苦労するのではないかと思いましたが、意外にもストレス無く普通に合流出来ました。
中央道は、基本八ヶ岳方面にずっと上っていますが、その下り方向(基本的には上り坂)メーター読み時速100km巡航で、エンジンの回転数は3000回転くらいでした。
おっさんの感覚からすると、凄く回転数が高いと思うのですが、エンジンは高まっていますが意外と気にならず、助手席とも普通に会話できました。
ジムニーシエラのマニュアル車は、5速が直結のギヤ比1なので、回転数が上がってしまうわけですが、出来れば、高層道路巡航専用にオーバードライブの6速目もあったら良いなあって感じです。
まあ、まだ慣れていないのもあって、5速でもアクセルにしっかり反応してくれるので、ギアが一段低い4速なのではないのかと思うことが度々ありましたという事です。
懸案だったBFグッドリッチも、全然うるさくなく拍子抜けしました。あれだけバランスウェイトが貼ってあったのもかかわらず、シミーも発生しないし、当然、いかなるジャダーも出ませんでした。
これなら、高速道路での長距離もこなせそうです。そうそう、オートクーズも使ってみました。
マニュアル車のオートクルーズは初めてだったので、どんな物かと思いましたが、正直に言って、条件さえ整えば使い物になります。
というのは、オートマ車のオートクルーズと違って、ギアチェンジをしてくれるわけではないので、登りが多い状況で使うのはちょっと難しかったからです。
でも、ほぼ平坦な道をたんたんと走るには、全く問題無く、むしろそういうときこそオートクルーズって役に立つわけで、付いてて良かったってなるはずです。
上野原のインターを出て、暫く走ると峠越えです。
まあ、車高も高いし、サスペンションもオフロード仕様なわけだし、エンジンパワーも無いから大変なんだろうなって思っていたのですが、実際の感じ方は全く違っていました。
何と、走っている間中、ずっと笑みがこぼれてしまうくらい運転が楽しいのです。
その昔、非力な(グロスで115馬力、車重1000kgくらい)1.6リッターのラリー仕様車で走っていたときの感覚に近いんです。
要は、やっぱりマニュアル車であるという事。ダブルクラッチ、ヒールアンドトゥを使って、回転数を合わせてシフトダウンし、ブレーキをちょっとだけ残しながらステアリングを切り、アクセルを踏みながらコーナーを抜けていく、あの楽しさなんです。
ロールが酷くて恐いという事も無いし、サスペンションに何の違和感もない。とにかく楽しいのみです。
ただし、急ブレーキや下り坂でブレーキを強く踏むと、テールハッピーな挙動となります。
つまり、ステアリングがちょっとでも切れていると、ブレーキングドリフト状態になってしまうのですが、これはこれで楽しい。
本当に、昭和の車、ただし非常によく出来た車に乗っている気になりました。
どのくらいのスピードで走っていたのかというと、ごく普通のありふれた車、例えばプリウスに乗って普通に運転している峠道の先行車には簡単に追いついてしまうくらいスピード、ただし、それなりの車、例えば86とかなら感単に追いついてくるような感じのスピードでの話しです。
ですから、絶対的なスピードは、たいしたことは無いのですが、とにかく楽しいの一言で、その点だけでいったら、こんなにコストパフォーマンスが高い車は、他にはユーノスロードスターくらいではないでしょうか?
さて、燃費ですが、走り始めに9.2km/lだった車載の燃費計が、最大10.6km/lとなりました。
峠では、踏んでいるのでこんな物でしょうか。高速の巡航だと、もっと伸びそうです。
他の人に比べて、燃費は悪い方のようなのですが、やっぱり乗り方の問題ですかね。最近は、随分と大人しくなったのですが…..
とにかく、ジムニーシエラ買って良かったと確認出来るドライブでした。