自分でやったの30年ぶりくらいです。
前に書いたように、ブレーキディスクに耐熱塗料を付けてしまい、ブレーキの効き悪くなった書きましたが、やっぱり交換してしまいました。
どうせなら、スリットローターに高性能のブレーキパッドを付けようかとも思いましたが、現状、高速道路を走ることも無いし峠を攻める訳でも無いので、ノーマルの互換品としました。
ディクセル DIXCEL 《フロント》 ディスクブレーキセット KSタイプ パッド+ローター【スズキ】他 KP371054+KD3714011 KS71054-4011《左右セット》
パッドはKPTypeというやつで、これK Premiumって事みたいです。
40km以下だと、ノーマルとほぼ変わらないみたいですが、高速域だと3割ほど中速域でも1割ほど制動力が高くなっているようです。
また、パッドの減りが少なく、ディスクローターへの攻撃性が少なく長持ちするようです。
まあ、価格からしたら十分すぎる性能でしょう。
しかも、今回買った物のように、ディスクローターとの組みあわせ品もあり、とにかくリースナブルです。
今回は、一緒にピストン戻しも購入しました。
また、ブレーキオイルが溢れるのを防ぐため、事前の抜き取りようにスポイトも用意しました。
GSIクレオス Mr.スポイトジャバラ仕様 (400ml容器用) 2本入 塗装用具
という分けで、すべて足しても9980円で済みました。
作業ですが、まずは、ブレークフルードを抜き、溢れる場合を想定して養生しておきます。
次に、2本のボルトで止まっているキャリパーを外し、S字フックでサスコイルに吊っておきます。
次に、ブレーキパッドを収納する部分、名前が分かりませんがコレを外します。
このボルトは、ガッチリ締まっているので、普通のスパナだとた太刀打ち出来ないかも知れません。
おっさんは、柄が長いトルクレンチがあったので簡単に外れました。
次に、ディスクローターのサービスホールに合うネジを入れて回していくと、ディスクローターもアッサリ外れました。
ここで、各部品をブレーキクリーナーで洗浄し、錆が目立つところには、錆転換スプレーを吹いておきました。
後は、逆手順で組み上げるだけですが、ブレーキパッドのブレーキキャリパーの可動部に触れる部分にブレーキパッド付属のグリスを塗布塗布しておきます。
ブレーキキャリパーを取り付けるときは、ピストン戻しでピストンを安全に押し戻しておきます。
このとき、ブレーキパッドが減っていて交換した時には、戻した分ブレーキシリンダーにフルードが戻るので、事前に抜き取る養生が必要なんですよね。
今回は、ブレーキパッドがあまり減っていなかったので無事に済みました。
ちなみに、ブレーキパッドには、ディスクに付いてしまった塗料の影響は一切無かったです。
キャリパーを固定したら、作業終了。
そうそう、ディスク面の汚れをブレーキクリーナーで流すことをお忘れ無く。
タイヤを組み付けて、ブレーキフルードを戻したらお終いです。
ただ、いきなり乗り出すこと無く、止まった状態でブレーキを踏むと、スカスカで驚きますが、何回か踏み直すとしっかりとした感じになります。
その後、少しだけ、パッドとディスクの当たりを取るために、近所を一周して馴染ませました。
特に、焼き入れ作業も必要なく、左右で2時間もあれば十分な作業内容でした。
この、上手くいったとこの充実感って半端ないんですよね。
なので、車弄りは止められません。
そうそう、YouTubeを利用して、交換のシミュレーションしたのでスムーズな交換になりました。
ほか、ブログ等も参考にしました。
本当に、インターネットのおかげで便利になったものですね。
まだ、低速域でしか走っていないので制動力の差は感じませんが、方効きも無くとにかく塗料がかかってしまったディスクより安心してブレーキを踏み込めます。
気のせいかな? まあ、ローターは減っていたから、交換は時間の問題だったし、良しとします。
やっぱり交換して良かったです!