ラパンSS、エンジンストール!! →解決
再始動しない!!
とある木曜日の朝、通勤しようと2分程走ったら、突然チェックランプが全部点いてエンジンストール。
スターター回しても、再始動できない。
幸い惰性で動いていたので、右側車線から左車線に移って停車しました。
再度、セル回してもエンジンがかかりません。
前にもあったように、コンピューターに割り込ましたブーストコントローラー他の配線が外れかかっているのかと思い、触って見るとエンジンが始動できました。
そのまま、いつエンジンが止まっても大丈夫なように、車間を開けて停車する等気を使って何とか職場にたどり着き、その後エンストすること無く帰宅できました。
後日、問題の配線部を引っ張ったり押したりしましたが、エンジンストールしません。
そこで、先日購入したOBD2故障診断機を引っ張り出して診断すると…. 見事にFaultメッセージが出ました。
使ったのは、↓ これです。 多くの車種に対応していてリーズナブル、お薦めです。
内容を見ると『マニフォールド圧力センサー回路』の異常という事でした。
センサーで無くて回路の異常ってどういう事? と思ったのですが一応K6Aのそれらしい物を調べてみると、スロットルボディーについているHITACHI BOOST SENSOR PS61-04がそれに該当するようです。
このところの変に上がってしまうブーストにも関係していそうですし、故障の場合再始動できなくなるとのことなので、おそらくこれが原因だと当たりを付けて部品交換することにしました。
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品番も分かっているし、簡単に購入出来るだろうと思っていたら大きな間違いで、ヤフオクでも楽天でもアマゾンでもてに入りません。
型番が一緒のコピー品はあるようですが、納期が1ヶ月以上先になります。
スズキにディーラーに修理を依頼する、あるいは部品を取っていただくということも考えたのですが、なるべく安く挙げたいのでいろいろ調べました。
そうしたら、各社の純正部品を扱っているサイトを見つけオーダーしました。
ここで買えます!
ただ、面倒だったです。
買うのが、HITACHI BOOST SENSOR PS61-04と分かっているのですが、車検証の各種データを送らなくてはなりません。
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その後、該当する箇所を含むサービスマニュアルのPDFが送られてきて、そこに書いてある番号でオーダーする部品を選びます。
そうすると、該当する純正部品番号と価格の案内があり、それに承諾すると購入のためのページが楽天市場上に作られてオーダーするという形です。
最初にコンタクトを試みてから、発注完了までにマルマル一日かかりました。
まあ発注日が日曜の夕方でしたから、仕方が無いですね。
それに、間違った部品を注文されてしまってトラブることを考えたら、これまたしかないことだとは思います。
で、価格ですが32340円+送料750円でした。
ただ、ポイントを使えたので、実際には30000円程で購入出来ました。
交換は至って簡単です。
2箇所のネジを緩めて引き抜くだけです。
それと、コネクターを抜く必要もありますが、これは断線していることも多いようで注意深く外し点検する必要がありました。
一応このセンサー大気圧で2.0Vを出力するようなので、実際に測ってみると既に付いている物が19.3V位、新品が19.5V位を示していました。
もっと明確な違いで故障の有無が分かるのかと思いましたが、そういうわけでは無い様です。
で、嫌な予感。もしかしたら、センサーは壊れていないのかも….
試走したら嫌な予感は的中で、全く同じ症状でエンジンストールしました。
何とか再始動したので、そのままディーラーのサービス工場に直行しました。
幸い受け付けてくれたのが知っているサービスマンだったので、症状も詳細に説明でき、すんなりいきました。
さて、何が原因でいくらくらいかかることやら….
もしかしたら、手放すことになるかも知れませんね。
せっかくのおもちゃだったんですけどね….
追記:2023/03/11
ディーラーでも、やはりBOOSセンサーが怪しいという事で、再度交換していただきました。
部品代+工賃3600円ほどでした。
なんだ、これなら最初からディーラーに頼めば良かったという結末です。
いろいろとお話しさせて頂き、クルマを引き取り家まで3分ほどの道のりを走り出しました。
そうしたら、ディーラーからほんの数100メートルのところでエンスト。
太い道に合流するところで止まったので、大顰蹙状態です。
しかも、今までのように数分待ってセルを回しても、辛うじて初爆はありますがエンジンがかかりません。
慌てて、ディーラーまで走ってメカニックに来て貰いました。
でも、状況は変わりません。
それでもさらに数分したら、何事も無かったようにエンジンがかかりディーラーに逆戻りです。
その後、パーフェクトドライブへの配線の怪しいところが見つかったようですが、特に何も無かったようです。
でも、その後も症状が出ないかいろいろな条件で乗って頂いて、症状は出ませんでした。
最終的に、おっさんの運転に同乗させてくださいという事で、同乗した状態で運転しましたが、症状は皆無です。
そうなると、原因はパーフェクトドライブしかありません。
考えてみたら、スイッチオンでブーストを挙げたときに症状が出ている気がします。
どう考えても燃料系の問題、簡単にいうとオーバーブーストで燃料カットが働き、そのままエンストしているようです。
もしかしたら、お仕置きモードで暫く燃料の供給が絶たれ、エンジンがかからないのかも知れません。
いずれにせよノーマルモードだと症状が出ないのだとハッキリわかりました。
思い返してみると、落としてしまってブーストコントロールのボリューム部が壊れ、自分で半田を付け直して修理したので信頼性は無かったです。
音がするので、これがパーフェクトドライブからだと思い込み、基板その他を樹脂で固めてしまったため放熱が出来ずに半導体が壊れた可能性もあります。
あーあ、やっちまったなって感じです。
それでも、エンジン本体が逝った訳では無いのが救いです。
新しく中古車を探すよりは安上がりなので、現在、再度新品のパーフェクトドライブを発注しています。
BOOSTセンサーとこれで10万円の出費、トホホです。
追記:2023/03/19
結論から書くと、やはりパーフェクトドライブの動作不良だったようです。
ブーストの上限のコントロールが出来ず、限界値まで上がって燃料カットされるという事だったようです。
新品に換装したら、0.93キロ位まで上げても安定してしています。
本当は、1.0キロまで挙げたいところですが、オーバーシュートを多少するのでこの辺にして置いた方が良いと判断しました。
それでも、ノーマルだと0.4キロ程で倍以上ですから良しとします。
しかし、時間とお金がかかるトラブルでした…..
追記:2023/03/23
ところがところが、なにもトラブっていなかった可能性が…. 詳しくは『ラパンSSのブーストコントロールについて』をご覧下さい。