大掃除 次亜塩素酸
ただし、自己責任でお願いします。
次亜塩素酸って何?って思いますよね。一番分かりやすいのは、カビキラーや漂白剤の主成分と言うことです。
さらに詳しく言うと
次亜塩素酸(じあえんそさん、英: hypochlorous acid)は塩素のオキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1である。組成式では HClO と表されるが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H-O-Cl を持つ。不安定な物質であり、水溶液中で徐々に分解する。次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。出典:Wikipedia
となります。
あっ、もっと分かりやすいのが水道水の消毒に使われるカルキってやつの元。プールの消毒の匂いの元です。
というわけで、広く漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤と使われていて、例えばノロウイルスを無力化出来る消毒液は、次亜塩素酸系だけです。ところが、漂白剤として使われることで分かるように、他に対しての浸潤性も高く、これまた例えば、スイミングスクールに通っていると髪色が茶色になったりします。
というわけで、お風呂とかトイレとかキッチン周りの清掃には持って来いです。ただ、気を付けないと、人体に大きな被害をもたらします。カビキラー等を付くときには、必ずゴム手袋を着用とありますが、もししないと皮膚の表面が溶けてヌルヌルになります。目に入ったらそれこそ一大事。十分、お気をつけ下さい。もしもの時は、大量の水で洗い流し病院に。ただし、手に着い手しまったヌルヌル位ならお酢で中和できますので、覚えておいて下さい。
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下の写真は、丸三年使った我が家のお風呂です。基本、毎日の風呂掃除の時に、次亜塩素酸をスプレーするだけで、風呂用の洗剤でゴシゴシはしていません。ただし、大掃除の時などには、ゴシゴシすると共に、次亜塩素酸では落ちな石けんかす(アルカリ性の汚れ)等の汚れをサンポール(塩酸)で落としています。ちなみに、次亜塩素酸は、Ph調整されていることがあっても、その能力を保つためにアルカリ性です。
どうでしょうか? 結構綺麗な方ではと自負しています。
実は、皮膚に害が及ぶ以外にも問題があります。例えば、カビキラーは1kg次亜塩素酸濃度0.5%で500円程度します。おっさんに家では、この量だとおそらく3週間くらいで消費してしまいます。つまり、金食い虫だと言うことです。ところが、界面活性剤等の次亜塩素酸以外の成分を無視してしまうと、例えば。次亜塩素酸濃度12%の製品0.5kg600円程で買えてしまいます。同じ濃度にするとなんと4リットル以上になってしまいます。ただ、この濃度だと、ネット販売で買うしか無いですし、取り扱いが大変で服に付いたら、瞬時にダメになってしまうでしょう。
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そこで、簡単に買えて成分もそこそこ似ていて安い物は無いのか? あるんですよこれが。カビキラーと同じメーカーから発売されているパイプユニッシュは濃度が2%で、しかも800グラムで600円程、4倍希釈すると3.2リッターで600円と随分お得になります。ですので、もっぱら、この方法を使っています。
それと、次亜塩素酸で楽に掃除するポイントがもう一つ。是非、カビキラー 電動スプレーを買って下さい。手でシコシコするのも、範囲が広いと大変ですし、何よりこの電動スプレー次亜塩素酸が均質に噴射され手間無しです。使い切ったら、中身は先ほどご紹介した物にするといいと思います。ただし、このスプレー、長期間の使用に耐えるのですが、徐々に、スプレー噴射が均質で無くなってきます。その際は、思い切って買い換えて下さい。
最後に、次亜塩素酸が有効であっても、なかなか食品回りには使いづらいと思います。その際には、CELAをお使い下さい。漂白力はありませんが、浸潤性無く、でも、しっかりウイルスまでやっつけてくれます。