雪道でやっと4WDで乗れた!
何だって、やっと「4WDで乗れた」って、要らないじゃん、ジムニーって-声が聞こえてきそうですね….
12月の上旬に納車されて、3月29日迄、一回も四駆で走ったことが無かったというのは変なのかも知れません。
その時に備えて、納車されて一週間と待たずに、スタッドレスタイヤに履き替え、雪を待ったのですが、今年は全く降る機会が無く、3月早々に、既に書きましたが、BFグッドリッチのオールテレーンに履き替えてしまいました。
ところが、3月29日、南岸低気圧が接近し、といっても雪なんて積もらないだろうと思っていたら、なんとおっさんが住んでいる都下では、大雪警報が出ました。
で、みるみる道路にも雪が…. まあ、道路は、交通量がそれなりにあるので、シャーベット状だったんですが….
この条件のなか、4WDにする絶好に機会だったので、出かけました。
結論から書きます。圧倒的な安心感です。直結の四輪駆動車は、Lande Roverの初代Discovery、所謂 DiscoⅠ以来でしたが、その当時の乗り味を思い出しました。
BFグッドリッチのオールテレーンは、ご存じのようにM&S規格なので、雪も大丈夫なわけですが、アイスバーンやシャーベットはあまり得意ではないはずなのですが、少なくても、先日の道路状況では何の心配も要りませんでした。スゲー! です。
比較的狭い道だと、雪の轍が、3本になってしまうことがあるかと思うのですが、そこをミニバスが下ってきました。
そのまま走ればぶつかるわけですが、当然、こっちの方が小さいので回避行動を取りました。
ガードレールがない歩道に逃げようと、歩道の段差を45度より小さい角度で乗り上げようとしました。
最初はさすがにタイヤが逃げてしまいましたが、舵を入れ続けていれば、多分、サイドウォールのパターンが機能してくれて、難なく乗り上げることが出来ました。
そのわずかな間も、全く焦ることなく、思ったように乗り上げていく感じは、やっぱり四駆、それにBFグッドリッチのオールテーレーンやっぱりいいですって感じです。
そして、雪の翌日、かねてから予定していた、諏訪湖へ旅行をしました。元々は、C200で行くつもりだったのですが、雪を案じて、急遽ジムニーシエラで行きました。
たった一泊ですが、3人分の荷物を積んで、高速道路主体の工程をストレス無くこなせるのか、ちょっと心配もあったのですが、全く大丈夫でした。
行きは、中央道の下りですから、中央道の最高地点までは、基本上り坂です。さすがに、シエラのパワーだと、笹子トンネルの手前の登りと談合坂PA前の登りはきついですが、それでも、登坂車線を走ることはなく、法定速度+αで巡航できます。
逆に、帰りは、基本下り坂ですから、快適そのもの。やろうと思えば、新東名の最高速度+αでも巡航できそうでした。おそらく、下り坂でなくてもそれは可能だと思われます。
中央道は、結構カーブの曲率が小さいところがあり、車のシャーシ性能とかが物を言うのですが、出ているスピードが低いからかも知れませんが、一切、不安がありませんでした。これは、ちょっと驚きました。
さて、燃費ですが、帰りはほぼ下りなので、オートクルーズを、メーター読みの法定速度+α位に設定して巡航したところ、13.7km/l迄伸びました。
やっと人並みの燃費ですね。やっぱり、踏みすぎるんでしょうね。
ただ、上り車線の談合坂手前の上り坂はきつかったです。四速に落として100kmキープがやっとといったところでしょう。
総合して分かったことですが、オートクルーズ、極単に速度が落ちてしまう環境以外なら、マニュアルといえども十分に使えます。それに、全体としてパワー不足で四苦八苦もまずしません。
ただし、やっぱり、三人乗車だと、カーゴスペースが問題となりますが、これは工夫の仕方があるように思えます。
というわけで、身体さえ何とかなれば(実は、今、五十肩?で、マニュアルがしんどいことがあります)、将来、手持ちの車がシエラだけになってもやっていけるな、旅行も出来るなって強く思わされた旅行で、これが最大の収穫でした。