iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット240
Roomba(ルンバ)で有名なiRobot社の床拭きロボットの紹介
ロボット掃除機、皆さん有効活用できてますか? コンセプトは画期的ですよね。ほっとけば、部屋の掃除してくれるなんて!! 最近のは賢くて、バッテリーが減ってくれば勝手に充電ポッドに戻ってきて、充電後、また掃除始めるみたいだし。話すのもあって面白いし、確かダイソンも参入したような気がする。例によって、強力な吸引力を武器にして。
でも、本当に綺麗な部屋になっていますか? 何も物が無い部屋なら問題ないですが、日本のように狭い部屋に色々と物が置いてある。しかも、この季節、毛足の長い絨毯だけでは無くて、寒いときにしか出さないラグが置いてあったりする。となるとロボット掃除機が活躍できる面積減りませんか? さらに言うと、ここが一番肝心なのですが、掃除機で吸える埃は、人が歩く動線には溜まりませんよね? 人が歩くことによって、どんどん歩かない隅っことか家具の下とかに寄っていって大きな塊になります。でも、この埃は、隅っこだしロボット掃除機が入れない家具の下なら、全く綺麗になりませんよね? ということは、家具の配置や敷物を最初からロボット掃除機仕様にしないと肝心なところ、つまり、埃が溜まるところの掃除は出来ないのです!!!
そこで断言しますが、導入してもまず満足いく結果になりませんよ。私のパートナーの家は、シンプルライフ宜しく、殆ど家具やラグが無いので、ルンバを導入しましたが、何と一週間で売り払ってしまいました。部屋の壁際をルンバが掃除すると、静電気が発生するみたいで、その壁にルンバが舞挙げた埃が付いてしまうので、それを掃除する手間が馬鹿馬鹿しいと言っていました。本当のところは、直接見ていないので分かりませんが…
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では、ロボット掃除機は意味が無いのか!? 否、掃除機だからダメなのです。今回取り上げているのは、床拭きロボット、こちらは役に立ちます。
考えて下さい、床の汚れの一因は、水分を床に落としてそのままにしてしまい、そこに埃が付いた後、水分が飛んで固着してしまうことによります。コップを持って歩いているときにこぼした水分に気がつかないとか。つまり、拭き掃除が必要な汚れは、原則、人が歩く場所に出来ます。イコール、荷物や家具が無い場所です。ということは、ロボットがその部分を拭き掃除するのは、理にかなっていませんか? もっとも、ラグの上とかは無理ですけど。
幸いおっさんの家は、全面フローリングで、絨毯、ラグ、畳等一切ありません。しかも、長男が、遅く帰ってきてキッチンで温めたものを二階の自室に持っていくときに、なんやかやとこぼして気づかずそのままなので、頭を悩ましていました。つまりは、ロボット床拭き機の活躍する最善の場所だったのです。家電量販店で、このブラーバを見たときに、これだとピンときました。
では、使って見てどうだったのか? 本体は大分小さくその重さだけで拭くので、繰り返し洗って使えるクロスが付いたモデルより、専用の使い捨てクリーニングパッドを使ったものの方が良いだろうと240の方を購入しました。結論からすると、大満足です。
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ただし、以下のネガティブな面もあります。
・こびりついた汚れは、念入りモードでも取りきれないことがあります。従って、汚れが付きにくいコーティングがされていると最適です。
・広い範囲を掃除させていると、本体タンクの水が切れてしまうことがあります。また、空気抜きが無いので、本体タンクに水を入れるのには、結構苦労します。
・専用の使い捨てクリーニングパッドは、一枚あたり120円位かかりますので、その点注意が必要です。
・清掃後、結構、床が濡れた状態になります。特に、念入りモードの場合。
とまあ色々るのですが、自分でモップを出してきて、あるいはウェットシートで全体を拭くのは大変なので、買って良かった、良い買い物をしたと思っています。
それと、ロボット掃除機全般にそうですが、障害物に当たってどうしようか考えている時、動きがかわいくて、見入ってしまうことがあります。なので、ロボットに任せて他のことをしようとしているのに、見入ってしまって、結局時間が取られるという難点もあります。そこで、おっさんの家では、外出時限定で使っています。(笑)
あっ。それからカーテンを床から離しておかないと、時々Braava君、カーテンさんに絡め取られていますので、ご注意を!
関連項目
大掃除 ダイソンコードレス掃除機