ジムニーシエラ 納車から1年を振り返って
まだ、3000km強しか乗っていません。
まず最初に言っておくべき事は、 大満足です という事です。
よく言えばタフの極み、悪く言えば旧態依然のラダーフレームとパートタイム式四輪駆動。
何台か乗り継いだLand Rover車の車と違って、全ては自分で決めて乗りこなす感が強く、そこがたまらない魅力ですね。
もっとも、最初に乗ったLand Rover車は、DiscieryⅠのディーゼルターボのAT車でしたが、共通した乗り味がありました。
ただし、もう25年近く前の車ですけど。
確かに、もう一台のMercedes-Benz W205 C200は、ジムニーシエラより圧倒的の快適で、全ては車がやってくれます。
前車追走のいわゆるクルーズコントロール使っちゃえば、ハンドルから手を離すと解除されてしまいますが、ほぼ自動運転です。
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それはそれで良いのですが、車に乗せられている感が強く、面白いかと言えば、感性に強く訴え来る感じはありません。
これを期待するなら、間違いなくAMGモデルになりますが、もはや買えるわけではないので、言っても意味がありませんね。
先ほども書きましたが、ジムニーシエラは、まさに対極にある車です。
ただ、若い頃からなんのアシストも無く、マニュアルトランスミッションで運転してきたおっさんには、むしろもの凄く身体に馴染む感じがあります。
そう言えば、5年ほど乗っていたClassic Miniも全く同じ感覚でした。
とにかく、乗っていて楽しいことこの上無いです。
昭和の車のように内装はプラスチッキー出し、鉄板がむき出しになっているところもあります。
悪路の走破性は、市販車では世界の中でも上位に来ることは間違いないのですが、普段は、全く使えない性能です。
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この悪路の走破性に特化しているから、走らせれば速いわけでもないし、ステアリングもクイックではなくスローです。
でも楽しいんです、先ほどの走破性がある事が前提になっていれば、全てが納得できるので許せちゃうんです。
決して高価な車ではないですが、いい歳したおっさんが乗っていても、決して貧乏くさく見えないで、好きで乗っている感が強く、お得な車です。
ジムニーシエラに好きで乗ってるのは本当ですが、やらしいはなし、凄く貧乏見えるなら、くだらない見栄があるのも事実なので、乗らなかったともいます。
それから、大きな魅力は、弄りがいがあるという事でしょう。
滅茶苦茶、いろいろなパーツが出回っていますし、昭和の車のように弄るとその効果がはっきりと出てきます。
多数のパーツを掲載した本を見ているだけで、ワクワクします。これは、先ほど書いたClassic Miniも全く同様でした。
燃費、良くないですよ。室内は、決して静かでは無いです。純正スピーカの音もショボい。時間調整式の間欠ワイパーも付いていません。乗り心地だって、最近の車の比べれば、いいとは言えません。
そして、決定的に遅いです!
ただ、これらを救ってくれるのが、先ほど書いた多数のパーツ群なんです。
いくらでも、自分が好きにカスタマイズできてしまいます。
ジムニーシエラにターボを付けちゃうことも出来ちゃます。
目にした情報によると、300馬力出している車もあるみたいです。リッター200馬力ですよ!!
そして、おっさんのジムニーシエラも吸排気系とECUのデータ書き換えで別物になりました。
まあ、とにかく楽しくて仕方が無いのが、偽らざる感想です。
将来、車は1台にせざるを得ないでよう。
その時は、ジムニーシエラを手元に残そうと思っています。
ただし、マニュアルが運転できる状態であればという事になりますけど。
おっさんが所有した期間が一番長い車は、SUZUKI Cappuccinoだったのですが、ジムニーシエラもそうなりそうですね。
ちなみに、このブログ内で『ジムニーシエラ』と検索をかけていただければ、たくさん記事が出てくるはずです。ぜひ合わせてお読みください。