ラパンSSのシフトノブ交換しました。
マニュアルトランスミッションとシフトノブの重さの関係。
ラパンSS、中古で買った直後は、アルミ製の大きくて重いシフトノブが付いていました。
シフトストロークも大きく、何だかふらふらした感じ(細い棒の先端に、重いものが乗っている感じ)だし、そもそもトランスミッションに負荷がかかっているのではないかって感じでした。
さらに、皮巻きだったようなんですが、ほぼ無くなっているし、速攻で換えてしまいました。
買ったのは、カーメイト 車用 シフトノブ RAZO レジンスポーツ MT ブラック RA102です。
商品重量46グラムとこれ凄く小さくて、軽いです。
ショートストロークとなり、シフトチェンジの際の手の移動量も減って快適なんですが、今度は、細かい振動とというか、雑味みたいなモノを感じていました。
それと、元々1速への入りが渋いんですが、それが増長された感じになってしまいました。
まあそれでも、特段問題無く使っていたのですが、ハセプロのシートカバーを付けたら、シフトノブの位置が低すぎて、このカバーに干渉するような感じになったので、換装を決意しました。
参考:ハセ・プロレーシング バケットフォルムクッションAir付けた!
なので、もう少し天地方向に長さがあるシフトノブに換装する事にし、結果的に、フォルムでTasan Racing レザーシフトノブ 6速ボール 赤を購入しました。
ただ、今現在、赤は在庫切れのようです。
以下は、同等品です。
天地方向の長さにはこだわったんですが、後は完全なフォルム、特にメタリックな赤がおっさんのラパンSSの内装にマッチすると考えて購入しました。
結果的に、大正解でした。
ハセプロのシートカバーに干渉する事は無くなり、気持ちよくシフトできます。
大きさと重さは、160gとなっています。
長さはバッチリだったわけですが、副産物的に、この重さがまたバッチリでした。
これまで付けていたシフトノブの約3.5倍も重くなっているのですが、これが良い方向で作用しています。
凄くシフトフィールが上質になった感じで、伝わる振動にも雑味が無く快適です。
入りにくかった1速も。重さとストロークが伸びた事によるレバレッジなのか、かなり入りやすくなりました。
45年間運転する中で、3年ほどマニュアル車を持っていなかった時期がありますが、こんなにもシフトノブでフィーリングが変化すると思ったことはありませんでした。
何だか、不思議な気分です。
多くの場合、ノーマルシフトノブで特に不具合が無かったのかなと思っています。
例えば、現有のジムニーシエラのシフトノブを交換しようと思ったことはありません。
それに、遙か昔は、確かに純正のシフトノブがプラスチッキーで格好が悪かったので交換していましたが、ノーマルと比較するなんて事も無く、格好良さで乗っていたのかもしれません。
ストローク量については、短い方が素早くシフトチェンジが出来るので、そうした機構(シフトシャフトがノブの上まで挿入できるタイプ)を持ったノブをCappucchinoには付けていましたが、重さに関するいかなる感想や所見はありませんでした。
MT車のシフトノブにまつわるあれこれは、『MT車のシフトノブの重さで何が変わる?』に詳しく書かれています。
改めて読んでみると、なるほどねと納得できますし、実際の体感と合致しているので、凄く参考になりました。
皆様も、ご一読くださると良いですよ。
オートマ車と違って、マニュアルトランスミッションの車って、本当にしょっちゅうシフトノブを触るので、これが気持ちよい状態だと、運転そのものもさらに楽しくなっちゃいます。
ここいらへんが、AT車に無い醍醐味っていうか楽しさなんでしょうね。
もっとも、早さではもうAT車に敵わなかったりしますけど、操っている感覚って楽しみの大きな部分だと思うです。
まあ、シフトノブを換えただけで、いろいろと考えることになりました。