いろいろなモノがあるんですね。
何かをする時には、結局、道具だなって強く思います。
直接道具でなくても、今回ご紹介の物のような素材というかそういったものを知っているかいないかで、仕上がりの満足度と状態は激しく左右されてしまいます。
さて、今回ご紹介するのはラスト・オリウム リークシールスプレー です。
そもそも何に使ったのかというと、雨水受けの水漏れに使いました。
と書くと、本格的な家の修理の類いかと思われるかも知れませんが、簡易雨よけの水漏れです。
玄関から、車庫までほんの2メートル弱屋根がなくて、これが意外に不便なので、やっと屋根を自作しようかと思っていました。
ただ、一番恩恵にあずかれそうな梅雨に作製が間に合わない事が明らかだったので、安いターフ用?の透明シートを簡易的に取り付けました。
これで、雨は避けられるのですが、水がたまってしまいます。
一番水が抜け易い場所に穴を開けたら、もろ通るところのど真ん中です。
これでは意味が無いので、ドレーンを付けました。
小型の漏斗を貼り付けて、そこからシリコンホースで水を誘導する式です。
作業としては、漏斗にボンドを塗布しそれをシートに貼り付けたら、千枚通しで漏斗の穴を通してビニールシートに穴を開けるだけです、
けっして難しい作業ではなく、順調でした。
ちなみに貼り付けには、おっさんが絶大なる信頼を置いているボンドG17を使いました。
たいていの物はくっつきますし、瞬間接着剤と違って、ポロって外れることもなく、粘ってくれるのがお気に入りポイントです。
ただし、貼り付け面が実用強度のなるまで、押さえてておく必要があります。
今回は、マスキングテープで押さえて、綺麗に仕上がりました。
ただ、ビニールシートが風で煽られた時に変形したのか一部が剥がれてしまいました。
そこで、再度接着してブチルゴムで補強したのですが、これが裏目に出て、逆に完全に外れてしまいした。 多分、重さのせいだともいます。
気を取り直して、もう一回貼り付けて様子を見たところ、上手くいっているのですが、少しだけ漏れが発生してしまっています。
これをブチルゴムで修復すると、また剥がれてしまいそうなので、何か良い物は無いかと探っていたら、ラスト・オリウム リークシールスプレーにであったのです。
これなら、スプレーするだけでシール材が塗布できるので、厚ぼったくなって逆に剥がれるという事は無さそうです。
早速使って見ました。
結論としては、思惑通り見事にシール材が張り付き、雨水をシールしてくれています。
考えてみれば、スプレー糊やゴムスプレー塗料も存在するわけで、そう考えたらシール材をスプレーにするのもたやすいのだと思います。
耐久性は分かりませんが、コーキング材と違って、怪しいと思う面全体を簡単にシールできちゃうのは便利すぎます。
コーキング材だと、ピンポイントで水漏れ箇所を探さないといけないですから。
さて、おまけですが便利に使っている純水器のホースが駄目になってしまい、替わりのホースを付けようとしたのですが、純水器側のプラスチックのネジが潰れたのか上手くジョイントがねじ込めません。
ネジヤスリを使ってどうにかジョイントはねじ込めたのですが、水漏れがあります。
元々、この製品の欠点で水漏れが発生しやすかったのですが、何とか止めたいと考え、まずブチルゴムを付けて、ピニールテープでテンションをかけて、パテで固めてみました。
これで止まるはずなんですけど、結構圧がかかるので失敗しているかも知れません。
これも、このパテの存在が無ければ思いつかなかった方法です。
無論、もっと良い方法もあるのでしょうが….
という分けで、『道具』をいろいろ見るのは本当に好きです。
追記:今のところ水漏れ無く使えています。良かった!