滅茶苦茶 気持ち良く汚れが綺麗になります。
最初に書いておきます。ケルヒャー スチームクリナーの項でも書きましたが、このケルヒャー製品も、凄くゴツくて取り扱いに苦慮されることがあると思います。
高圧洗浄機の名前の通り、ポンプで水を加圧して噴射する機械なので、作りが丈夫で無ければ最悪破裂してしまうのは容易に想像が出来るかと思います。本体回りは、金属や強靱なプラスチックを使えばいいのですが、ホースはそういうわけにはいきません。高圧に耐えながら、なおかつ、フレキシブルでなければならない。この二律背反を実現したホースが付属するわけですが、当然破裂してしまっては大変なことになるのは目に見えています。従って、ホースはホースですが、いわゆる家庭散水用のホースのような柔らかさは皆無で、本当に思ったようにいうことを聞いてくれない=扱いが面倒くさいものだと御覚悟下さい。
それと、最近のCMでは(公式HPの扉の写真もですが)、泥汚れらしき物で覆われた車を、高圧洗浄機だけで綺麗にしているものがありますが、確かに、今、どろんこ道を走ってきて直ぐに高圧洗浄するなら、CMのように綺麗になるとは思います。でも、普通は、雨等でボディーが汚れても直ぐ洗車することは希ですよね。その後、高圧洗浄をかけても、結局、ボディーを撫で洗いしないと、綺麗になりません。専用のフォーミング剤を使っても同じです。ただし、下回りとかホイールハウス内とかには、絶大な効果があります。
当たり前ですが、高圧洗浄機のノズルを近づければ洗浄能力は上がりますので、その状態であれば、車は綺麗になるかも知れませんが、時間が相当かかるであろうことが予想されます。また、そこまでの高圧に耐えるように車のシーラントがされていないので、予期せぬ水漏れの原因になりかねませんのでやめておいた方が無難です。
しかし、相手がコンクリートやレンガ、ウッドデッキとかだと、まさしくCM通りに嘘みたいに綺麗になり、わくわくしながら作業が出来ます。一回使って、綺麗になることが分かると、ほぼ薬物並みの依存性を発揮して、次々したくなります(笑) ちなみにおっさんは、家の外壁の洗浄、網戸の洗浄、コンクリートのたたきの洗浄などに使っています。もう15~16年位、大掃除の時の天気の良い日の一日は、この作業に当てています。
さて、恒例の取り上の注意点
・一度、電源コード、水道ホース、高圧ホースを取り付けてしまうと、移動がなかなか大変です。ですので、作業する範囲を最初に想定して、延長高圧ホースを用意していくことをお薦めします。ちなみに、おっさんは10m延長してます。
・洗浄機本体に水道水ホースを接続する場所は、結構な圧がかかり、ホースクランプは必須です。指先で回して止めるような物では無く、ドライバーでしっかり止めるようなタイプをお薦めします。また、蛇口と水道ホースの接続にも同じことがいえます。
・泡切れに違いがありますので、洗剤を使う場合には、ケルヒャーの専用品を使った方が無難です。ちなみに万能タイプで大体は事足りると思いますが、タブレット状の固形の洗剤は、使い勝手が悪いですし、長期保管に向きません。
・機種にもよりますが、結構大きな音がしますので、音をDYIのお店等で確認した方が良いかも知れません。ダイソンの掃除機もそうですが、音に関しては住宅事情が全く違うので、日本では厳しい条件になります。
・家の外壁など洗浄する場合など、使用する場所によっては、豪快に水しぶきが飛び散ります。自身もカッパ等を着てその対策を取るのはもちろんですが、風向きによっては隣家に多大な迷惑がかかります。お気をつけ下さい。作業前に、一声かけておくのも良いでしょう。
・大きさや値段等色々制限はあると思いますが、どうせお買い求めになるなら、なるべく水圧を高く出来る物を選んだ方が満足度は高いです。
まあ、ケルヒャー以外にも、高圧洗浄機は色々としかも安く出回っていますが、ケルヒャーを買って満足できないのであれば、きっと高圧洗浄機と相性が悪いのだと思います。というか、高圧洗浄機の使用が、初めてであればあるほどケルヒャー買っておくと後々満足で来ると思います。
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