表情とアイコンタクトが加わった擬人化Webカメラです。
一言で言って、気持ち悪い!!
でも、この手の物大好きだったりします。
この製品以外にも、妙に人体の一部をリアルに再現した物って沢山出てきてますようね。
おそらく、人体の一部を欠損したときに使う医療用の補装具?の類いからか、ハリウッドの特殊メイクの類いから現れたんだと思います。
どちらも、超リアルで、一見本物と見分けが付かないですから。
それと、シリコン樹脂の加工が発達したのと型を取る技術無いし3Dスキャンの賜物なんでしょうね。
何かでみたのですが、Adultグッズ系は、凄いことになっているみたいですよ。
さて、コロナ禍にあってリモートワークが普及し、Webカメラに向かって話す機会が増えた型も多いでしょう。おっさんは、ありませんけどね。というか逃げ回ってやってないです。
もしも、そのWebカメラが精巧に作られた目のかたちをしていたら……? ユーザーとWebカメラの関係性、プライバシーの問題、あるいはコミュニケーションの仕方など、何かが変わるかも というコンセプトで作成されたのが、今回ご紹介の「Eyecam」です。
これを実現したのが、インタラクションデザイナー兼研究者のMarc Teyssierというかたなんですって。
しかし、氏が開発した人間の目を模したプロトタイプ型Webカメラ「Eyecam」はリアルですね。
まさに、視線を感じるWebカメラになっています。
当然ですが、Webカメラですから、「Eyecam」の中にカメラが埋め込まれており、PCに接続するとWebカメラとし問題無く使えます。
内部のモーターによって眼球は人間と同じように動き、なんと、まばたきもするんです。
なので、余計『不気味の谷』に入り込んでいるのかも知れませんね。
顔認証システムを使い、PCの前にいる人が動けば、眼球もそれをトラッキングして動きます。
まあ、人間の眼球の動きを忠実に再現しているという事なんでしょうが、「まるでアイコンタクトしているような感覚」にはならず、ただただ、不気味な気がするんですけどね。
眉毛も備わっているので、余計に感情豊か表現してくれます。
眉毛の角度って、喜び・怒り・驚きなどさまざまな表情を伝えてくれるでしょ。
外観はシリコン製の人工皮膚ですが、眉毛とまつ毛は 人毛 そう、人の毛なんですよ! が埋め込まれとてもリアルに仕上げられているんですが、人毛出なくても良かったんじゃないですかね。
だって、伸びてきたりしそうではないですか?
さて、実はおっさんは、PCにはwebカメラの類いを設置していないのですが、このカメラを乗っ取るというか、外部から操作して覗くって事が出来るって事らしいんです。
それに、テレワークの際は、会社がwebカメラ越しに監視してるって事もあるみたいですし。
外部からの攻撃なら、カメラに蓋をすれば良いのですが、テレワークの時はそうもいきません。
でも、カメラがあるなって事は、直ぐに忘れてしまいますよね。
ましては、仕事と言っても自宅ですから、どうしたって気が緩みます。
しかし、「Eyecam」があれば、視線を感じるので、緊張感が保てるのではないでしょうか?
「Webカメラが単なる道具ではなく感情のあるデバイスになり、精巧な「目を見て話す」体験に変われば、Web上のコミュニケーションも何かが変わるのかも……?」ありますが、確かにその通りですね。
この体験は、将来、アンドロイドと対峙するときの準備として凄く有効みたいな気がします。
皆さんは、導入されますか?