猛暑と燃費
激烈に悪化中
気温が低いとガソリン気化というか良い混合器を作るのが難しかしくなります。
なので、昔のキャブ車にはチョークがあったと記憶しています。
現在はインジェクションになっていますが、低温時には多めにガソリンを吹くようになっているはずです。
エンジンが暖まってしまえば、吸気温度も外気温に合わせて夏場より低いですから、酸素濃度も高くて燃費には理想的でしょう。
一説によると、吸気温度は35℃から55℃位が良いといわれているようです。
で、エンジンルームの温度ですが、水温がラパンSSで90℃位、ジムニーシエラで87℃位を示していますので、冬場であれば少なくても走行中はエンジンルームの温度は適温域に入るのではないでしょうか。
ノーマルのエアクリーナーなら取り付け位置やその他を工夫して、なるべく外気を直接取り込めるようにしていますが、おっさんのラパンSSとジムニーシエラ、、両車ともご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、いわゆるむき出しのいエアクリーナーで、エンジンルームの空気を吸っています。
そうなると吸気温度は絶望的になります。
信号待ちや渋滞中は最悪です。
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一応、両車ともエンジンとの間には遮熱板を設置し、特に走行中は明らかに温度が下がるようにしていますが、車が動いておらず走行風がない限りは無理なわけです。
そうなると、例えば通勤での使用は、燃費に関しては伸び悩む、むしろ低下して当たり前なのだと思います。
それとエアコンのフル稼働が重なります。
排気量が小さいエンジンだと、その負荷はとんでもなく大きく、明らかにパワーダウンしたのが分かります。
そのくせ、効きが今一ですから始末に負えません。
ラパンSSは、特にこんな感じです。
しかも、ターボ車なのでさらに外気温の影響を受けやすく、パワーもダウンしているのでアクセル開度が大きくなってしまうので燃費が下がります。
猛暑になってから、エンジンが壊れたかと思うくらいパワーダウンして、仕方なくアクセル踏むので、1kmから2km燃費が低下している感じです。
吸気温が 30度ちがうとラパンSSなら5馬力以上出力が低下しているでしょう。
もう最悪ですね。
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さすがに、ジムニーシエラだと、常にエアコンをオートで入れっぱなしですが、エアコンパワーが不足したと感じることもありません。
排気量の違いって、重要ですね。
燃費の低下も、最大で0.5km/l位で済んでいます。
そう言えば、Range Rover Sportに乗っているときは、5リッターのスーパーチャージャー付だし何にも感じませんでした。
ベンツのC200の時もしかりです。
やっぱり、2リッター以上の車が良いですかね、エアコンの常時使用には。
そうそう、電気自動車も、エアコンをガンガンにかけると電費が低下しそうだけど、最近はそうでも無いとも聞きます。
本当のところはどうなんでしょうかね?
そう言えば、ジムニーシエラの方は、新しい添加剤D1ケミカル SOD-1 Plusが馴染んできたようでエンジンがスムーズな感じがします。
まだ燃費の改善までには、至って今ませんけど、もし改善してきたら大したものです。
そう言えば、添加剤の分のオイルを抜いていなかったのですが、やっと300cc程抜くことに成功しました。
下から抜くのが面倒なので、安い電動オイルチェンジャー使ったら、電源入れた瞬間に飛んじゃったり、普通の吸引ノズルでは吸引できないので、シリコンチューブを付け足したりてんやわんや。
↑買い直したやつです。正常に仕事こなしてくれました。
で、抜けるには抜けるけど、途中でエアー吸ってるみたいで、30分位かかる始末。
でも、オイル量が多いとエンジン内の部品がオイル面を叩いて抵抗になると聞いた事もあるので頑張りました。
本当に大変でした。
取り敢えず、猛暑、治まらないかな。
追記:燃費の悪化にはファンの回し方が影響するようです。
あまり温度は関係ないようで、風量が大きくなると燃費の悪化が顕著になるようです。
ラパンSSの場合、風量MAXにすると途端に遅くなります。困った物だ...