BAL OHASHI No.1721 バッテリー&オルタネーターチェッカー
アクセサリーソケット接続タイプ
No.1721 バッテリー&オルタネーターチェッカー公式HP
バッテリー上がりのトラブルは、冬のものと思われがちですが、実は夏場もシビアコンディションになります。なぜなら、夏はバッテリーに負担がかかる季節だからです。冬は起電力が落ちて、また、エンジンオイルも冷えて固めになっているのでセルが廻らない→エンジンがかからないというトラブルになりがちでが、自然放電そのものは、温度が高い方が激しくなり、メーカーもバッテリを保存するときは冷暗所を推奨しています。
しかも、外気温の上昇でバッテリーの温度が上がると蓄電能力も低下してしまいます。さらに、夏は車の中で最も電力を使うエアコンを多用というか、オートエアコンなら常に廻りっぱなしになっているはずです。そこで、一般には2年を経過した弱っているバッテリーの場合、蓄電能力を超える電力を使った結果、突然バッテリーが上がってしまうのです。それでも、オルタネーター(発電機)が十分に発電していれば、突然のエンジンストップは免れますが、エンジンを切ったら最後、セルを回すことは出来ません。
それでも、マニュアル車なら、昔懐かしい押しがけ(ギアを一速に入れクラッチを切ったまま車を押して車速が15キロくらいなったらクラッチをポンって離すとエンジンが始動する方法。ただし、完全にバッテリーが放電していると、インジェクション車-今は殆どそうですが-燃料が噴射されず始動しない)をすれば、走行は可能です。….いえ、現在は可能でしたとすべきですね。
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JAFの車トラブル統計でも、8月は一番出動件数が増え、残暑が続く9月も注意が必要となっています。このうち、バッテリートラブルが救援要請の上位となっています。
それと、普段、いわゆるチョイ乗りの方は、バッテリーへの負担が大きくなり、いつの間にか弱っている場合もあり得ます。というのも、チョイ乗りだと当然一度に走る距離が短く、走行中に発電される電力が少なく、バッテリーが十分に充電されないので、このような乗り方が続くと、バッテリーには負担となり早く劣化するようです。
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前置きが非常に長くなりましたが、だからこそ夏場には、あるいは夏を乗り切った車には、バッテリーのチェックは大事なのです。昔は、有人のスタンドに行けば、電解液の比重を図るという本格的な方法でチェックしてもらえました。しかし、セルフに行かれる方は、完全ノーチェックですよね。だからといって、自分でボンネットを開けてまでチェックするのは億劫。そんな時、今回の製品は、シガーソケットに挿すだけでチェックが出来ます。しかも、同時にオルタネーターのチェックも出来る優れもの。さらにさらに、値段も安い。絶対、買いだと思いますよ。
ちなみに、チョイ乗り、あるいは月に数回しか乗らない方は、チェックしても状況は悪くなる一方なので、バッテリーを最高の状態に保つCTEK(シーテック) をお薦めします。(『バッテリー上がり防止 CTEKという選択』も合わせてお読み下さい )おっさんも、ClassicMimiとRange Rover Sportに使っていて、月に何回も乗らないのですが、余裕で3年以上最高のコンディションを保っています。
で、早速使って見ましたシ。ガーライターソケットに差し込むだけで良いので、超簡単です。
結果は、毎日片道10ほどの距離の移動に使っているW203 C230なので、まさかの(予想通りの)チョイノリ状態のbatteryの結果が….
グリーンランプはつきませんでした。
オルタネータについては、問題無しです。
次の冬越えると、多分、バッテリ交換になりそうです。その前に、一応、CTEK試しますけど….